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ICL2024始まった(第1〜2日)

今回ポズナンに来ているのは国際言語学者会議(International Congress  of Linguists)という国際学会である。新千歳からやってくるまでの話は別に書いたのでそちらを見てもらうとして、学会1日目の様子をざっくりと。

国際言語学者会議という名前だけあって巨大な学会である。たしか各国の言語学会を束ねた組織みたいな感じだと思う。午前の最初は記者会見から始まるから本格的だ。ちなみに日本でも1982年に東京で開催している。

会場はPoznań Congress Centerだから札幌コンベンションセンターとか福岡国際会議場だと思えばいいだろう。

かなり大きい会議場の建物ひとつを使ってる。ちなみに最近大きめの学会だとお馴染みの学会専用アプリが前日になって案内されるなどグダグダも感じるけどお金あるなぁという感じはする。参加費高いしね。

プログラムは発表関係だと基調講演、一般発表、ワークショップに分かれる。一般発表は「音声学・音韻論」とか「歴史言語学」のような比較的大きな分野に分かれるのだけど、セッションの始めに30分〜1時間かけて導入の話がありそれが勉強になる。ワークショップはそれよりかは小さなトピックになる。

基調講演は一番大きなホールなのだけど、なんか演出が「これからコンサート?」とでも言いたくなるような感じがした。

それでも始まると一応抑え気味な照明になる。

内容は言語学がいろんな場面で西洋哲学の伝統をそのまま入れていて,それって問題じゃない?みたいな話。

一般発表・ワークショップは20〜30人とおとなしめな人数だった。大きいとこだと会議室というよりホテルの宴会場に近い感じがするけど、小さい部屋は貸し会議室感が抜けない。

休憩時間だから少なめ

この手の巨大国際会議はおやつとコーヒーが無料なのも嬉しい。

昼ごはんも会場外にトラックが来ているし、カフェテリアもあるから特に困らなさそう。

2日目も抑えられないフェス感。

日本言語学会とかだとあまり聞けない話を聞けるのはとても良い。

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