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20代コンサル→スタートアップ界隈への転職活動

新卒で外資コンサルに入社してから、5年間働いてきたコンサルタントという仕事に終止符を打つことになった
スタートアップ界隈への挑戦となる
ここでは僕の簡単なこれまでのキャリアと転職活動の実施方法と動機について書いてみたい

僕は地方の大学を出て東京のコンサルティング会社に新卒で入社した。
日系の商社やメーカーに入社した周りの大学の同期が合コンやナンパに繰り出し遊び回っている中、すべての誘いを断り、僕は一年目から毎日朝の9時から夜中の2、3時まで働き、激詰めされながらなんとかやってきた。

社会人3年目でグローバルプロジェクトのプロジェクトリーダーを任せてもらえることができ、大変辛酸舐めたが世界的な一流企業の20近く歳上のクライアントの方々をコンサルテーションしてなんとかプロジェクトを成功させることができた
(途中、ストレスで耳が聞こえなくなったり、電車で大量に吐いたり、壁を伝わないとトイレにも行けないようになるなど大変ダメージはあったが…)

新卒3年間である程度、
SIプロジェクトのマネジメント、グローバルチームビルディング、ベンダーマネジメント、クラウドシステム連携の方法論などのスキルを得て、
一人でこの領域であれば、どこでもやっていける自信を持つことが出来た

めちゃくちゃ好きな会社だったが、そこで一度目の転職をした
それが前回の転職
転職理由としては
「思いっきり働きまくって、グローバルチームの責任者になってということを経験するとこれ以上の経験があんまないんじゃないか?もっと新しいことやってみたい…、そしてそうだとすれば夜普通に寝られる仕事にしたい」
といった感じだった

それでSIより上流のコンサルティングを経験できるコンサルティング会社を探した

それが現職の日系コンサルティング会社である
自分の中では今総合系のコンサルティングファームでドル箱になっていて、ソリューションとして拡大しているデジタル・トランスフォーメーション案件という名の実際の中身はほぼSI案件については、大変社会で求められているし大事だと思う一方、
これが出来るだけで経営コンサルタントを名乗るのはオカシイと思っている
ソリューションの実現をリードできるコンサルティングも大事だが、本来そもそもソリューションが何なのかというところから入らないとそれはただの大手SIerのSEとなんら変わらないのではないか?

それでそんな想いもあり、
今の僕のいるファームでは、そもそもの大手企業の課題に対して、ITで実現するのかというそもそものところから、戦略・ソリューションを考えるコンサルティングがしたく転職した

ここでは常に大企業の部長レベルや役員に向けて仕事が出来、大変思考方法や巨大組織の動かし方などを勉強させていただいた
人間関係も素晴らしく、案件も面白く、ワークライフバランスも素晴らしい、最年少で今の役職も与えてもらい本当に有り難い環境だ

ただ来月で辞めることにした

こっからが本題だが、
5年間務めた経営コンサルタントという仕事を来月で辞める

辞めてなにするのか?

シリコンバレーに本社のある外資系のベンチャーキャピタルのジャパンオフィスでイノベーションをパートナー企業や政府機関と一緒に作っていく仕事をすることにした

転職活動を始めたきっかけは?

オープンワークとLinkedInに自分の職務経歴書を載せてみたことだったと思う

そうするとGAFAや他にはセールスフォースなどの世界的な外資系IT企業から、お誘いの連絡が来るようになった
それで実際働いてる人とちょっと喋って見ると面白いところもあり、詳しく話を聞いたりする企業も出てきた

それでそういった話を通してキャリアを考え直した時にコンサルティングではなく、更に一歩進んだ挑戦がしたいと思うようになってきた
起業することも一つの選択肢として考えた

また20代も残り僅かの中で、コンサルタントとしてのキャリアは一定、築くことができたので他の挑戦もしたくなっていた
今のファームの上司にそのことを話すと「いつでも帰ってきて大丈夫だから、思いっきり夢に挑戦してみろ」
「プロフェッショナルって言うのはスキルじゃない。生き方なんだ、やってみろ」
と素敵な言葉をたくさんいただいた
本当に有り難い限りであり挑戦することにした

転職活動をしようと思っている人は、とにかくLinkedInに英語で経歴を書いてみることをオススメする

ビズリーチや他のサイトとは全然違った企業から連絡が来る
もちろんやり取りも英語しかできない担当者やエージェントも多いので、最低限の英語力は必要だと思うが、グーグル翻訳を駆使すれば問題なと思う

エージェントの利用について

エージェント選びが大切とか色々と人材業界が必死に言ってるが、僕はエージェントは要らないと思う
彼らは人身売買屋であり、人の人生を使って何の責任もなくお金を抜いていく
全く転職活動やったことが無いなら使うのも有りだが、彼らの言葉に耳を傾けるべきではやい
彼らはどれだけマージンをゲット出来るかがモチベーションであり、転職者の人生など考えていないし、情報の非対称性を使ったフェアじゃないビジネスモデルだと思う
どれだけ受かりそうな企業に早く入れようとしているだけで、受かる可能性があって転職者に合っていても可能性が低いから紹介しないなどされてしまう

とはいえ、じゃあどうやって企業を選定しアプライするべきかというと
今の時代はオープンワークとSNSを駆使すべきだと思う

オープンワークは会社の口コミサイトであり、その会社の雰囲気や年収について調べることができる

またSNSもかなり使える
僕の場合は気になった企業やビジネスがあればインスタのストーリーに
「この企業で働いてる人やビジネスやっている人いませんかー??」
投稿する
それで結構人を紹介してもらえる

LinkedInもかなり使えて、会社名を検索するとそこで働いてる人が見つかる
そこで
「貴社でのキャリアについてお話聞かせてもらえないでしょうか!?」とメッセージを送る
自分の職務経歴などを見て見込みがあれば話してくれたりする
LinkedInを使って個人的にどういった働き方になるのか裏付けを取ることは人生の多くの時間を使うのだから絶対やったほうがいいだろう
もし無視されても損は全くないのだから

転職理由

それでいま内定をいただいている会社からも直接経営陣からLinkedInで連絡をいただき、一度話さないか?ということで、話をしてみたら大変面白く、スタートアップ界隈への挑戦をすることに決めた

僕は
父もオジサンもお爺ちゃんもみんな起業家の家系で生まれたから起業家という職種が1番身近な存在だった
大人になったらみんな安定を捨てて、新しいことに挑戦するものなんだと思っていた

そんな中で、新しいことに最も大きく若い内から挑戦していけると思い、外資系コンサルに入社して、
さらに新しいことをやるために日系コンサルに移ってやってきた

しかしながら、大企業のコンサルティングをやりながら思うのは挑戦というよりは如何に中庸を実現するのかだ

もちろん、ビジネスを改革している
だけど世の中を変えるような想いなど1ミリもない
なぜなら意識がマーケットに向いていない
社内で如何に通すのか、そういった仕事だ

もちろんやりがいもあれば社会的意義も多い
日系大手が変わらなければ、世界で3番目に豊かなこの国はすぐに劣化してしまうだろう
そういった意味で自分のやっている事に意義を感じる事もあり迷いもする

しかし、やっぱり人生をかけた起業家達と一緒に新しい世界を作ろうとするそういった挑戦を一緒にしたい
青臭いことも重々承知の上で
今のままもう出来ることで満足するのではなく夢を追いかけたい

それは世界のスタートアップと日本の架け橋、日本のスタートアップと世界の架け橋となり、日本にイノベーションを根付かせること
そしてスタートアップの成功で世の中を変えること
そういうことをやっていきたい
これまで大企業の変革を推進してきた訳だが、これからはイノベーションの力で社会の変革を推進したい

さて、そういった青臭い幼稚な理由で転職を決めた訳だが、面接についても書こう

面接対策

面接はシリコンバレーの経営陣との面接もあり、当然英語でリモートで行われた

とりあえずYou Tubeでアメリカの面接の動画を見てみた
なるほど、だいたい聞かれる質問は決まってるのか…
大丈夫だろう
自分は海外オフィスのマネジメントもやっていたので、英語でビジネスには慣れていたが正直、アメリカンイングリッシュを普通に喋られるとよくわからない
資料を見ながら簡単な議論や日常会話に困ることはあまりないが、
初対面の人とリモートで英語で面接は不安だった
まぁ、でも聞かれる質問決まってるし大丈夫やろ

それで始まった面接
まず軽く挨拶、これは大丈夫

次、面接官なんか自分達の会社のことを喋りだす
なんとかわかる、、、あれ終わらない?全然You Tubeでこんなの話すなんて一言もいってなかったぞ…
そのまま面接官は3分くらいマシンガントーク

おーわからん…何言ってるか全く分からん…

最後に面接官から、
what is your opinion about this??

えー、分からんけども数少ない全部で合わせて5秒くらいの聞き取れた単語から
So in short, you want to aske me that...??
って聞き直してめちゃくちゃ自分で想像で要約した質問にこたえることにした

これは正直最強
自分の答えやすいように質問を要約して、しかも向こうの了承も得てるので答えるのが簡単だ

是非英語が苦手な人、いや日本語でも何言ってるか分からなくなったけど何かに答えなければならない人は使ってみていただければと思う

最終的にめちゃくちゃ僕の経験を褒められて無事内定いただけることになった

ということで
スタートアップ界隈への挑戦がもうすぐスタートするので
なにとぞよろしくお願いいたします

また有益と思われる何か経験があれば共有したいと思いますー

最後に

面接に進むためには今迄一緒に働いてきた人からの推薦状が複数必要で

そして途中、これまで務めた会社の上司や同僚にも、僕についてのインタビューがあり、協力していただいた

内容についてはコンフィデンシャルで全容は分からないが、辞めた僕なんかとまた働きたいと言ってもらったり、色んなストーリーで僕のことを語ってくれたみたいだ

本当にありがたいことだよなぁ
いつも自分は周りの人に助けられて、スリリングで楽しい人生を歩ませていただいている

自分も僕をいつも助けてくれる素晴らしい人達のように
周りの人、社会に貢献出来るようこれから生きていきたい

感謝!

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