ホールデムに欠かせない10の動き : スクイーズ編（10 Essential Texas Hold’em Moves: The Squeeze Play）

2022年4月18日 18:43

（翻訳元記事）

ポーカーで勝つには、基本的なことがすべてではありません。
この技をマスターすれば、大勝ちするか、小勝ちするかを分けることができるのです。

この10部構成の初心者向けポーカー戦略シリーズでは、これらの強力なポーカームーブを使って、より多くのお金を稼ぐ方法を具体的に紹介します。

今日は、どんなカードを持っていても勝率を上げることができる「スクイーズ・プレイ」を紹介します。

いくつかの重要なコンセプトを活用し、対戦相手のプレイ傾向を理解することで、ポーカーセッションから1セントでも多く搾り取る方法をご紹介します。

スクイーズプレイのやり方

何か？: スクイーズプレイとは、ルースプレイヤーがプリフロップでレイズし、その後ろに他のルースプレイヤーがコールした時に発生するブラフチャンスのことです。

なぜ？: ルースアグレッシブなプレイヤーはしばしば幅広いハンドでオープンし、コールしたプレイヤーは安いフロップを見るために非常に幅広いハンドでコールしているため、どちらも大きな3ベットに耐えられるようなハンドを持っていないためです。

誰が？: ルースアグレッシブなオリジナルレイザーが頻繁にオープンしていること、そして弱くパッシブなプレイヤーが安いフロップを見るためにコールしていることに注目する。

どこで？: スクイーズプレイはトーナメントやキャッシュゲームでも使えますが、ノーリミットホールデムやポットリミットオマハのようなビッグベットゲームにしか有効ではありません。リミットゲームでは相手をフォールドさせるほどのレイズはできません。

スクイーズプレイの核心は、次のようなものです。

こんなふうにイメージしてください。

プレイヤーA（レイズ役）：ルーズなテーブルイメージで、オープンレイズレンジが広い。
プレイヤーB（コーラー）：プレイヤーAのルーズなイメージを意識して、コールレンジを広くしている。

ルースオープンレイズとルースフラットコールの適切な組み合わせを見極めなければ、高い確率でフォールドを獲得することはできません。

しかし、スクイーズプレイを成功させるためには、それが全てではありません。

あなたのスクイーズプレイは、相手に平凡なハンドを降りさせるのに十分な大きさでなければなりません。
スクイーズレイズは最初のレイズの少なくとも5倍であるべきです。

スクイーズはできるだけ後ろのアクションプレイヤーが少ない時に行うのが理想的です。アクションするプレイヤーが多ければ多いほど、誰かが手を出す可能性が高くなります。
また、まだアクションしていないプレーヤーがタイトで、ライトコールをしないようであれば、それも有効です。

あなたが今までどのようにプレーしてきたか、また対戦相手があなたについて何を知っているかは、対戦相手がどの程度軽くコールオフしてくれるかに影響します。タイトにプレイしているほど有利です。

この動きをよく目にするのは、トーナメント中にオールインでスクイーズするときです。このスクイーズが最も簡単で効果的である理由は2つあります。

トーナメントでのオールインスクイーズは、ルースレイザーとルースコーラーに依存していますが、考慮しなければならない変数がもう一つあります。

自分のチップスタック、相手のスタック、ブラインドの大きさが全て揃わないと、この種のスクイーズプレイは真に効果的とは言えません。

他のスクイーズプレイと同様、相手をフォールドさせるだけのチップが必要ですが、トーナメントではブラインドとの関係でオールインが理にかなっている必要があります。

およそ15ビッグブラインドの場所を探してください。ほとんどの場合、それ以下だと相手にコールするのに十分なオッズを与えてしまうことになります。

多くのアグレッシブなプレイヤーが、大きな3ベットに耐えられないような弱い手でオープンレイズする。
コールしているプレイヤーもレイズしないことを選んだので、マージナルハンドを持っている可能性が高い。
リレイズすると、最初のレイズしたプレイヤーの後ろにまだアクションしていないプレイヤーがいるため、ポジションから外れてしまい、厳しい状況に追い込まれることになる。

こうして、相手はフォールドし、あなたのスタックにはより多くのチップが入ることになります。

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