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279.いたい


無事、ニューアルバム「繡-nui-」リリースしました!
レコ発も同日7月4日に行い、ご来場いただいた皆さん、配信みてくださった皆さん、ありがとうございました!

これから今年向かうライブ会場や通販、取り扱ってくれているセレクトショップさんで、たくさんの人に手に取ってもらえたら嬉しい。
サブスクも同日解禁なので、すでにたくさんの人からコメント、リアクションもらって、とっても嬉しい!
ちゃんとしたアルバムもののリリースは2020年以来だったので、今回は基本手売のみとはいえ、いろんな人にお祝いしてもらえて、しばらく余韻に浸っていると思います。

7/4 大島エレク総業の装飾が素敵!@GrapeFruitMoon

そうそう、今回は”はじめてのライブアルバム”、というリリースなんだけど。
前回「素粒子たち」のときは”はじめての全国流通盤”、さらにさかのぼると、「魔法みたいな」は”はじめてのソロアルバム”となる。
と、なると、次のリリースは、なんの”はじめて”が使えるかな・・・。

”はじめてのギター弾かないアルバム”
”はじめての全曲タイアップのアルバム”
”はじめての泊まり込みで作ったアルバム”
”はじめての合宿中に作った曲だけでのアルバム”
”はじめての朗読アルバム”
”はじめてのメジャーデビューアルバム”
”はじめての・・・”

そのうち”はじめての採れたて野菜で録音したアルバム”とかになるかも…!
いくつか夢のある案も出ましたが、さて、実際のところどうなるでしょうか!こうご期待!

さて、アルバムについて改めて書き残したいと思う。

今回は演者、ピアノ杉本亮さんとギターたすくについて。
まず今回は杉本さんとの出会いについて。

最初に会ったのは、三軒茶屋のライブバー「四軒茶屋(yoncha)」だった。
2017年6月13日、うたたねの「うつくしいもの」という曲をマネージャーの出町さんが気に入ってくれ、お店のイベントに出演することに。なつゆさんと二人編成だった。
ちなみになつゆさんは今日お誕生日、おめでとう!

その日のフライヤー、出てきました!


この時対バンの”aqubi”が、杉本さんがピアノで参加しているユニットなのです。

この日はまじで最高で、そうだ、多分雨が降ってたんだけど、aqubiが「水という意味の曲です」と言って演奏したのが

「eau」

MCを聴きながら「水なんだ〜」と思い、杉本さんが弾き出したら「水やな」って思った。
この曲がすごい大好きになって、aqubiをすごい大好きになった。

人生のバイブルの1枚に高木正勝の「Private/Public」があるし、haruka nakamuraとかも好んで聴いていて、色や景色が見えるピアノがとても好きなのもあって、こういう音楽に触れられたのが当時とても嬉しかった。

これが杉本さんとの最初の出会い。
それから、一緒にやることになったのが2021年7月の小野雄大バンドへのお誘い。
碓井が出れないかもしれないということで、杉本さんに声をかけて出演してもらったのがきっかけ。
(結局碓井は出て、途中でギターの音出なくなるなど暴れていたので、杉本さんがいてくれることで生まれた厚みに助けられた笑)

それがあって、同年12月1日、「繡-nui-」に繋がっていく。
なので知り合ってから一緒にやるまでちょうど5年。
杉本さんのピアノの音で音源にするのはひっそり長く抱いていた野望だったので、5年分、わたしは嬉しさが積もっているのです。

ちなみに、このフライヤーをみて皆さん何か気付きませんか?
そう、この日の出演者もうひと組は”bluffer”そのよこにwithしているのは、なんと山田丈造。
丈造とのはじめての出会いも、この日なんです。

ずっと名前だけは知っていて、運命的な出会いの日でした。
このあと、丈造と一緒にライブをしたり、交流が生まれる。
そして2019年バンド結成に至る、と。
なかなかに振り返れば濃くて、でも渡ってきた道は細い、だけどやっぱり濃かったので今こうやって一緒にできている、というロマンチックを感じずにはいられない。気持ちよくなってきたからビール飲もうかな。

余談ですが、この日自分はさらにblufferに恋に落ちます。
古館賢治さんを聴くためだけに札幌に行きたいとさえ思う。
こちらも人生のバイブル「すきとおったほんとうのたべもの」。
昨年末、まさかのサブスク配信開始によって歓喜で湧きました。
https://nex-tone.link/A0009343

「風たちぬ」には相当やられました。
大変お世話になっております。


そんなわけで、杉本さん、丈造と出会っていたこの日は振り返れば自分にとっての転機とも言える日なのでした。
今日はまず杉本さんとの出会いについて紹介でした!
「繡-nui-」これからもたくさん聴いてね!

次回はギターたすくについて。
たすくもまたレアな出会い方というか、オモローって感じなので、お楽しみに!


※デザインのことについては「おプチミスト276.う」参照

「繡-nui-」購入いただいた方には、”ジャケット内側の跋文(ばつぶん)”
配信の投げ銭いただいた方には”楽曲ごとのストーリー(ライナーノーツ)”
通販購入者に送付している”月刊ドラゴンフルーツ7月号”
このあたりも合わせて読んでもらえたら、より「繡-nui-」をお楽しみ位いただけるかと思います。
※ライナーノーツは今後の販売も検討中


おにぎりはツナマヨ派。
最近はついついマヨ多めとか、ごま油とか垂らしてしまって、ウマさマシマシ(カロリー増)が留まるところを知らない。
コンビニツナマヨは旅行気分になるためのグッズだと思う。
あるいは朝練の時にだけ食べたコンビニおにぎり、ツナマヨ、鶏五目。

---NEWS---

小野雄大、ピアノとともに彩る全17曲2枚組のライブアルバム『繡-nui-』を7/4にリリース!

『繡-nui-』
DISC 1
1.ミイラ
2.君は夏の通り雨
3.nylon
4.三日月
5.陽炎
6.帆船
7.おれがまぬけだったころ

DISC 2
1.わがままなからだ
2.あざらし
3.晴れ待ち
4.月面基地
5.ロードムービー
6.君の追い風
7.静寂の海
8.はりぼて
9.東京
10.ひかりのなかへ

¥2,500(税別)/  DFYF-0222

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