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310.めよう!

腕に擦り傷、足に青あざ、頭の後ろにたんこぶがある。
階段で荷物を持ちながら重心をうまく取れず転んだり、
夜中に入ったすき家でいつの間にか寝落ちし、椅子から落ちて起きた。


「今までのヤミ市で一番人が足を止めているのを見た」
翌日、お世話になったお店にお礼で回った際に言われた。


15時30分、白楽駅にメンバーで集合。
「サリサリ食いにいこう」をキーワードにリハーサル前に意気揚々と集まった。
メンバーのうち半分が北海道出身なわけだが、実はこの白楽という町にあるカレー屋の名店「サリサリカリー」の姉妹店である「カラバト」が札幌にあり、彼らの青春の味だというのである。
前に丈造と碓井とサリサリに行った時は美味しかったってんで持ち帰りまで買っていた。

なんとなく白楽とメンバーがつながった感じがして嬉しい。
サリサリはワンメニューのお店。
入ったらサラダ・カレー・チャイが出てくるシステム。
「うめぇ!」タイヘイが叫ぶ。
みんなすぐに食べ終え、おかわりカレーまで頼んだ。
本当にお腹いっぱいになって、スタジオへ向かった。



19時まで新曲を合わせたりリハーサルをこなした。
さて、祭の時間だ。
スタジオから線路を越えて商店街方面に向かうと盛り上がりが伝わってきた。

今日の出演場所は商店街のおよそ中ほどにある「ふれあい広場」。
魚屋の隣。

これは普段のふれあい広場

学生ボランティアの子たちが音響さんの指示で苦労しながら組み上げていく。

リハーサルを始めるとすぐに人が集まってきてしまった。
今度やる時は「準備中」の張り紙を用意しよう。
「20:20からやります!小野雄大band setです!」
と叫んだ。
会長石原さんが出してくれた投げ銭BOXにはすでに小銭が溜まっていた。

気持ちを整理するとか、そんな贅沢な時間はなかった。
ライブ開始5分前にすでに人は集まってくれていたし、前も後ろも人人人。
旧綱島街道と仲見世通りに挟まれたふれあい広場。
メンバーに先に演奏を始めてもらった。
仲見世通り側に入って、周りを見渡した。
すごい人だ・・・。

ふれあい広場の裏、仲見世通り①
①の反対側
演奏するみんなのもとへ

”ヤミ市になると雨が降る”
はこの町では合言葉で、この日は久しぶりに晴れたヤミ市だったのだ。
最高に気持ちが良かった。
ビール飲みながら歩いたらさぞ楽しいだろうな。
近くのお店で瓶ビールが売ってたので買った。

みんなが演奏するステージに向かう。
「君に花をあげたいんだ」
と百日紅から歌い始めた。
あとは怒涛のセットリストで息つく暇もなく歌い続けた。

photo by Okuyama Jun

2023.5.20@ヤミ市
1.百日紅
2.ラブモーション
3.nylon
4.魂の夜明け(ソロ)
5.にじみ(w/丈造&大輝)
6.ロードムービー
7.君の追い風
8.ブルーバード
9.栞
10.無敵
11.最愛
En.月がない夜に

photo by Okuyama Jun
photo by Okuyama Jun

喋る時間がもったいなかった。
はやくひとつになりたかった。
なんか、そんな感じ・・・。

みんな楽しんでくれてるのわかってうれしかった。

街道に向かって歌っているとはいえ、車は一方通行で走ってる。
交通整備してくれてるスタッフの声がよく聞こえた。
「広がらないでくださーい!」
誰も轢かれないで良かった。
スタッフの皆さんもありがとうございました。

すごい人!うれしい!

商店街連合会の皆さんもありがとうございました。
何より石原さん、呼んでくれてありがとうございました。

一足早い、夜空の下に咲くひまわりにみんなでなりました!
傷も想い出!オッツー!

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