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こんにちは、ゼミ生2年の前谷です:D

コロナ禍ではありますが、「Go To Travelキャンペーン」がはじまり、観光地では徐々に賑わいが見えていましたが、今度は感染が広がるなど、正直不安半分になってきました、、、

さて、今回私は観光学における「交通」についてお伝えしようと思います。

むむっ、なんだか堅苦しい話題、、、??そんなことはありません!私たちは旅をするとき、目的地に向かうために”移動”しますよね。その時に何を使って移動するでしょうか、飛行機や新幹線、バス、車など様々…それらが「交通」手段です!旅の最中の移動ってワクワクしますよね☺私は地元の北海道に戻るとき必ず飛行機を利用するのですが毎回とーーーーってもウキウキしながら乗ります!

それでは観光と交通の関連について紹介していきますね~


観光学における交通の位置づけ

まず、学問としての観光学の中の話をしましょう。観光学では、観光者(私たち)を観光主体とし、観光地や観光資源を観光客体と考えます。そこで私たち観光者は観光地に向かうためにインターネットや雑誌で現地の情報を調べたり、実際に現地に移動したりしますよね。なので、「交通」というのは、観光主体と観光客体をつなぐ観光媒体として位置づけられます。

また、ちょっと古い法律ですが、観光基本法第2章第8条では、「(前略)空港、港湾、鉄道、駐車場、旅客船その他観光の基盤となる施設(以下「観光基盤施設」という。)(後略)」と記されていました。

…でも港湾とか駐車場って、観光のためだけに使われているわけではありませんよね?うーん、ややこしい、、、笑

ちなみに観光庁が毎年発行している「観光白書」によると、観光基盤施設という概念で観光交通のことが記載されており、対象は貨物を除いた旅客輸送のためのインフラとされているようです。

つまりですね、観光学の中で純粋な体系としてザ・「観光交通論」を体系化するのは難しいんです^-^;

まだ確立されてない部分も多く、経済学・地理学・マーケティングなどの代表的な分析手段を使って研究がされています。なんとも奥深い!


観光交通サービスの特徴って?

ここからは難しい概念のお話はさておき!(え?)、観光における交通サービスの特徴についてお伝えしようと思います。

まず、本来観光のメインになるものって、観光資源や観光施設を見たり、体験することですよね。旅や観光では交通手段を利用しますが、「移動が一番の目的!!」となることは少ないと思うので、交通は二次的・派生的な需要となるのですね。

ただ、世界一周するような豪華客船や寝台特急など、交通サービスがメインともいえる媒体も存在するので、一概には言えないかもしれません。


また、交通サービスって普通の商品のように、「使いたいときのために貯めておく」ってことができないですよね。なので、ピーク時(年末年始やお盆・GWなど)の需要量と、そうではない閑散時の需要量に差が生じてしまい、運賃の変動が起きてしまうと言われています。これを非貯蔵性といいます。


さらに、列車があっても線路がなければ移動できないし、飛行機があっても空港設備や滑走路がなければ飛行機は飛べませんよね。つまり、交通サービスって2つのサービスがそろう(結合する)ことで成立するんです!


観光における交通サービスの特徴、理解いただけましたでしょうか?私は札幌出身で新幹線と無縁なので、新幹線での移動にあこがれています!旅したい~~~!

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交通政策の歴史

最後に観光と関連する交通の歴史について紹介します!

1500年頃~1840年頃、世界では馬車帆船が交通手段の主流でした。この移動法では長距離移動は相当大変だと思うので昔の人ってすごいですね…!

その後イギリスの産業革命がおこり、ついに鉄道が生み出されます。鉄道がなければ人とモノの移動がかつてのように困難だったと思うのですごい発明ですよね。

そして1850年頃~1930年頃には蒸気機関車・電気機関車・蒸気汽船が出現し、より交通の幅が広まりました。これによって国内及び隣国への移動や旅がより手軽になったのではないでしょうか:D

そして、ついに自動車が出現し、一気に市民社会に普及していきます。今じゃ必要不可欠な存在ですよね、、、1950-1960年頃にはプロペラ機・ジェット機が出現し、その後もジャンボジェットの就航など、世界をまたいで移動可能になり「海外旅行」がより身近になったでしょうね!


終わりに

いかがでしょうか!観光と交通って深いつながりがありますよね。早くコロナが収束して思いっきり移動したいですね~

ここまで読んでくださりありがとうございました:)

以下はゼミ生のグラレコです!

梁瀬真衣

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