ホテルと旅館の違いとは?!〜宿泊業の分類と今〜

こんにちは!有馬ゼミ生の山田みうと文迦です。今回から先生だけではなく、学生もゼミで勉強したことをブログで公開します!

今年の夏、私たちはゼミ合宿でベトナムに行ってきました🇻🇳
そこでは、ゲストハウスやビジネスホテルに泊まりました!

画像2

上の写真はいわゆるゲストハウスという感じで、普通のホテルとはだいぶ造りが違います😳

具体的にはどのような基準で種類分けされているのでしょうか?今回はその基準等について紹介していきます。

宿泊産業の定義

宿泊業はどのような言葉で定義することができるのか、まず簡単にまとめると、

宿」・・・一時泊まるところ。旅先で泊まるところ。またその家。
」・・・宿をとること。
宿泊」・・・自宅以外のところに泊まること。

旅館業・・・宿泊料を受けて人を宿泊させること。                          ⇩
宿泊産業 ・・・色々な目的の旅行者に対して、一時的に宿泊するための場所を有償で提供する営業を行う業種。

となるそうです。そして、宿泊産業は、旅館業法という日本の法律上、ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業に分類されます。

ホテルと旅館の違いとは?!〜旅館業法上の分類

まず、ホテルとは、
洋室の構造を主とする10室以上の部屋を持つ施設」のことを指します。

そして、旅館とは、
和室の構造を主とする5室以上の部屋を持つ施設」のことを指します。

ホテルと旅館は和風か洋風かという点と、部屋数の違いで区分されているのですね!でも、実際には明確な区分は難しく、旅館風のホテルがあったり、ホテル風の旅館(旅館なのにベットがあったりなど)があるようです。

ホテルなのに旅館とか、外国人は混乱してしまうかもしれませんね!→「why Japanese people!😂」

(※なお、2018年に旅館業法が改正され、「ホテル」「旅館」は「旅館・ホテル」に統合され、上記の区分もなくなってしまったとのことです、、、)


また、旅館とホテル以外にも法律上では、簡易宿所下宿といった施設もあります。

簡易宿所とは、
「宿泊する場所を多人数で共用する構造をもつ施設」のことを言い、例としては山小屋やカプセルホテルなどがあります。

一方の下宿は、
「一ヶ月以上の期間を単位とする宿泊料を受ける施設」のことを指します。

ただし、現代では旅行者のニーズの多様化に伴って民泊ゲストハウス高級ホテル大衆ホテルなど、一般的には様々な名称で宿泊施設は呼ばれるようになっていますね!

このままじゃまずい?!〜新しい宿泊業の展開

現在、宿泊業が抱える問題点として、
「旅館の数が減少傾向にある!」ということがあげられています。

そういったなかで、経営に見合った旅館規模に見直したり、数寄屋造りや離れを設ける高級旅館にすること等の様々な対策が旅館業のこれからを考えるポイントのようです!

一方で、先ほども述べたように、旅行者のニーズ多様化に伴って様々な形の宿泊施設が登場しています。(以下、学生のグラレコの図です!)

文書名03宿泊業

そのなかでも、私たちは民泊サービスに興味を持ちました。

民泊サービスとは自宅の一部や別荘、マンションなどの空室を使って、宿泊サービスを提供するものです。

問題の噴出厳しい国の規制が行われながらも、民泊サービスは訪日外国人旅行者の宿泊需要への対応、空き家対策など地域活性化、旅行者の宿泊コスト減による滞在日数の延長と、その地域への経済効果という観点から、場所によっては今後も注目すべき存在だと思います!


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