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#71『時計のはなし』Vol.3

『機械式時計』が誕生する前の「時計」について調べるというテーマでしたので、私たちのグループもまず、どんな時計があったのかから調べることにしました。
『日時計』と『砂時計』はすぐにでてきましたが、それ以外は出てきませんでしたので、まず最初に学校の図書室で調べることにしました。パソコンで検索して「時計」の本を数冊探すことができました。
そこで調べた結果、『日時計』、『砂時計』、『水時計』、『火時計』があることがわかりました。次に、私たちグループは「どの時計」を調べるかについて話し合いをしました。3人の意見はすぐにはまとまりませんでしたが、他のグループと「同じ時計」にならない方がいいね!ということで『火時計』にすることに決まりましたが、同じ発想で・・?心配もありましたが、”内容勝負”と強気なMさんの一言で決まりました。
結論から言いますと、他のグループとバッティングしませんでした。ところが、困ったことに『火時計』の情報が以外と少なくて、「まとめとプレゼンテーション」で苦労することになってしまいました。
それでは、調べたことを発表させていただきます。

『火時計』
 はっきりとした起源はわかりませんでしたが、『火時計』は、『日時計』や『水時計』と同じように大変古くから使われていたそうです。調べるなかで、同じように古いと思っていた『砂時計』は、以外にも『機械式時計』が生まれた13世紀より少し早いだけということもわかりました。
・「火時計」で使われていたモノを調べてみました。
火縄 / ロウソク / 油(ランプ)/ 線香 / 香の粉をすじ状にしたものが主なものでした。
・最も古い「火時計」とかんがえられているもの
太平洋の島々に住む人々が、大きなヤシの葉の軸に油の多い木の実を並べ、櫛(=くし)のようなものでとめて、燃え移る時間を計ることをしていたという話が残されていました。
その他の地域でも同じようなことが行われていたのではないかと想像はできますが、残念ながら探すことはできませんでした。
・中世のヨーロッパの『火時計』
中世のヨーロッパでは、「ランプ時計」や「ローソク時計」が出広く使われていたそうです。実物も多くのこされているようですし、私たちがしらべた本やインターネットで見ることができます。(プレゼンで写真、絵を紹介)
「ランプ時計」は、油や灯油を入れる容器に目盛がつけられ減った量から時間をはかっていました。「ロウソク時計」は、小さいとすぐに燃えてしまいますので、比較的おおきなロウソクの本体に、しるし・色・みぞをつけるなどして時間をはかっていたそうです。しかし、「ローソク時計」はあまり正確ではなく、夜の照明の役割が主であったようです。「ランプ時計」は、おどろいたことに、19世紀に入っても広く利用されていたそうです。
・中国の『火時計』
中国では、ゆっくり燃える「火縄」を使った『火時計』がよく用いられていたそうです。また、「線香」も「香の粉」と組み合わせて何本もリレーする形でよく使われたそうです。
・日本の『火時計』
最後は、日本の『火時計』について、発表したいと思います。日本で主に使われた時計は、「線香時計」と「ロウソク時計」だったそうです。とくに「線香」はお寺や宗教的行事で良くつかわれ、人々にも身近なものであったそうです。代表的なものは「時香盤」=(常香盤)といわれるもので、四角い箱に灰がまかれていて、そこに香の粉がすじのようにまかれていてもえすすむ速さで時間をはかるしくみになっていました。(プレゼンでは、絵で説明)
以上で、私たちが調べた『火時計』の発表を終わります。

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