見出し画像

リベンジ転職での早期離職は防げるのか?

リベンジ転職という言葉をご存じですか?
新卒入社では入れなかった会社、業界に転職することを指します。
特にバブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災など新卒採用が厳しかった時期に就職活動をしていた年代では多いと言われています。

最近では第二新卒での採用も活発になってきていますので、第二新卒でリベンジ転職をする人もいます。
カイラボでもそういった方のインタビューをしてきました。

転職する本人としてはリベンジを果たせて良かった半面、辞められる企業としては残念な面もあると思います。
そこで今回は「リベンジ転職での早期離職は防げるのか?」を考えてみます。

リベンジ転職と一言でいっても、その中にはいくつかパターンがあります。

1.憧れの会社や業界があり、チャンスがあれば絶対に転職したい
2.新卒時に落ちた希望の会社や業界があり、可能性なら転職したい
3.なんとなく今の仕事に不満があり、転職情報でかつて行きたかった会社や業界の求人を見つけた

このうち、1については企業努力で防ぐのはかなり難しいでしょう。
例えば、コロナ禍で採用を見送ったキャビンアテンダントや旅行業界などがあてはまります。

2は企業の努力次第で防ぐことは可能です。
ただ、こういった人の早期離職を防ぐには「仕事に不満がない」状態ではなく、
「仕事に満足している」ことが必要になります。
そのためには、早期離職の三大要因である存在承認、貢献実感、成長予感のすべてを満たす必要があります。

3については未然に防ぐことが可能です。
こういった人たちに対しては、まずは不満をなくすことからスタートです。

いずれの場合も、仮に辞めることになっても、企業に対してネガティブな印象を持たないで辞めてもらうことも大切です。
口コミが強い威力を発揮する今の時代、辞めるときこそネガティブな感情ではなくいい気持ちで辞めてもらうことも重要です。

なお、リベンジ転職した方のインタビューはカイラボが運営する早期離職ドットコムのサイト上でもご覧いただけます 

例えばこんな記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?