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社員の不満を解消しても離職対策になるとは限らない

企業が早期離職対策をするときに陥りがちな失敗例が「社員の不満を聞いて、その不満を解決するような対策をうつ」というケースです。

不満がなくなっても新しい不満が出てくるだけかも

不満が解消されれば辞めにくくなるかもしれません。でも人間て不思議なもので、不満が解消されたら新しい不満が湧いてくるんですよね。そうやっていつまでも不満のもぐらたたきをしても離職はおさまらない。

下手をすると、大きな不満はないけど「なんとなくこの会社じゃない気がする」と気付いた人から辞めていき、残った人はぶら下がり社員ばかりなんてケースもあります。

離職対策をするなら今いる社員よりも辞めた元社員の本音

社員の不満を聞くのは悪いことではありませんが、不満=離職の原因とは限りません。

社員の不満を聞くなら、辞めた人たちの本音を聞いた方が絶対に良いです。全員が本音を話してくれるわけじゃないので、そこは限られた情報から仮説を考えていくしかないですが。

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