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早期離職対策はソフトとハードの両面から

早期離職の三大要因は「存在承認」「貢献実感」「成長予感」の3つです。これまでもその点はお伝えしてきました。


では、この要因にどう対策していくのか?というのは多くの方が試行錯誤している点だと思います。
最近私が考えているのは、対策を「ソフト」と「ハード」に分ける考え方です。
「ソフト」と「ハード」に分けることによって、自社がどちらの施策に偏っているのかの確認にもなります。

早期離職対策のソフトとハードって何?

早期離職におけるソフトとは、人間関係やコミュニケーションなど、いわゆる人に関する部分。
一方でハードとは、会社の制度や仕組みなど。またツールを導入しての離職対策もハードに該当するケースが多いです。

わかりやすい対策はハードの部分です。
 ・社内コミュニケーション用にチャットツールを導入した
 ・社員同士でのサンクスカードのやり取りを開始した
 ・社員のキャリアパスを明確化した

など。いずれも制度が変わったり、ツールの導入でルールが変わったりしたケースです。

ソフトの対策は人に関する部分なので、わかりやすいのは教育研修です。
新入社員や若手社員に向けた研修の場合もあれば、OJT担当者や管理職向けの研修のケースもあります。

カイラボはソフト面からのアプローチが得意です

私たちカイラボが最近力を入れているのもソフトの部分です。私たちは「リーダーのアップデート」というテーマで育成担当者や管理職の方々向けの研修を中心に提供しています。

ソフトとハードのどちらの対策が優れているというわけではなく、どちらも必要であり、会社によって必要な対策は変わってくるものです。

ただ、人によって好みがあって、ハードばかりの対策に偏りがちな人、ソフトの対策しか頭にない人がいます。
自社の状況を改めて見渡してみて、ソフトの対策とハードの対策どちらが必要なのか見極めていくのが重要だと思います。

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こちらの記事はカイラボのメルマガVol.406(2021年4月28日発行)のコラムの内容を一部編集したものです。
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