向日葵🌻のように咲いていきたい！

こんにちは！「＃医療系事務職員応援隊」の長幸美です。
毎日暑い日が続いていますが、如何お過ごしでしょうか？
この暑いさなか、巷では新型コロナウイルス感染症がまた爆発的に増えています。もともとコロナウイルスは冬の風邪の代表格だったはずなのに・・・本当にどうしちゃったんでしょう？！
感染対策を怠らず・・・それでも、これだけ爆発的に増えてくると、感染することもありますから、どのような場面でも対応できるよう・・・考えていかないといけませんね。

さて、この時期、私共の所属する会社では、営業期末を迎え、自営業年度の予算討議会が行われます。今期の振り返りとともに、我々のミッションやバリューを再確認し、どのようなアプローチで何をやるのか、計画を立てます。今年も、今日、そして8月の初めの土曜日の2日間集中して、振り返りと次営業年度の計画を立てていきます。

私たちの会社のミッションは、地域の企業経営の永続と発展を願い、その社員の皆様の幸福の実現のために汗を流すこと、そして我々社員も互いに尊敬の念を持ち切磋琢磨しつつ、この仕事を通じて豊かな人間性をはぐくんでいくことにあります。
この２つの目的のために労をいとわないというところ・・・素敵だと思いませんか？
そして、そのバリューは「経営のよろず相談屋」です。これは私一人ではできません。財務・人事労務を含む専門家集団だからこそ、チームで行うことができることです。

そんな我々の会社ですが、今回、この予算討議会の時間を使い、前年度に引き続き、「ストレングスファインダー」の研修が行われました。
ストレングスファインダーは、３４の資質の中から、それぞれが持っている強みの上位５つをもとに、社員同士がお互いの強みを知り、よく理解し、その強みを生かすことで「経営のよろず相談屋」をチームで行うことを意識して行っています。
私も含め、欠点はすぐに目につきますが、自分自身の良いところ（強み）については、なかなか見えてきませんから、客観的に示されるとそうなのかな？と改めて考えることもできます。

私自身のストレングスファインダーでの上位５つの強みは・・・以下の5つです。
①学習欲
②運命思考
③収集心
④達成欲
⑤親密性
私どもの会社では、ギャラップ社のストレングスファインダ―の認定講師がいます。その講師を中心に、それぞれの強みに着目したフォローを受けることができますし、それぞれの強みを生かし、チームでかかわることによりこれまで以上のパフォーマンスが発揮できていると思っています

これまで、私はあまり意識せず、情報の収集や発信を心がけてきました。
これは病院時代から続けてきたのですが、医療系事務職員として、医療情勢をつかみ、院内に伝えていくことは使命と考えていました。それは医事課職員の役割だと思っていたのです。
でも、それは私の①学習欲、③収集心、⑤親密性が大きく影響していることを知りました。私は「課題」や「プロジェクト」があった場合、現状を知ることから始めます。そしてお客様の想いを知り、課題を一緒に考えていくことを無意識のうちにやっている、ということに気づいたのです。
お客様のことをもっと知りたい、どうしてこんなことを考えているんだろう・・・なぜこの地で・・・など、私にとっては興味津々、なのです。
そしておせっかいなことに、学習したことなどは皆さんに知ってほしい・・・アウトプットして皆さんのためになりたい、と思うのです。

それは、この5つの資質が影響している・・・これは大きな発見でした。

私は、お客様の課題は、「お客様の中に解決できるものがある」「みんながハッピーになれたらいいな」と考えています。これは②運命思考、④達成欲が影響しているようです。
偶然やたまたまこうなった・・・ということは少なく、解決策もお客様の中にあると考えています。

実際にお客様と面談し話をしている中で、不思議と「ありがとう！解決できそうな気がする、今日は来てもらってよかった！」「そうか、そういう考え方もあるよね」「なんだか元気（勇気）をもらったよ、ありがとう！」といわれることがあります。
お客様のことが知りたくて、いろいろと質問してお聴きして、話をしてもらっているうちに、お客様の中で気づきがあり、課題の整理ができ、次の一手が考えられるようになった、という経験がいくつもあります。
初めのころは、どう解決したのかわからず、困惑していたのですが、状況を細かく聞いていく中で、お客様の中にあるものを引き出している・・・ということがある。解決策はお客様の中にある・・・という考えに至ってきました。

時に、「あなたは話をするだけで何もしてくれない。頑張っているのは、うちの職員だけ・・・」と言って解約になることもありましたが、それは私が未熟だったのだ、と今になって気付いてきました。
お客様の中には、コンサルタントが持っている、ノウハウだけを欲しがり、コンサルタントに依頼すれば、自分たちは努力せずに「解決してくれる」ものだという風に勘違いされている方が多いことも気づきました。そういう人ほどコンサル料を渋るということも・・・

私たちには様々な経験があります。
お客様には、それ以上に自身の事業については経験値を積んでおられます。四六時中そのことを悩み、考え抜いておられます。
真向勝負では、そのお客様以上の考えが浮かぶはずもありません。
しかし、お客様は十人十色・・・おかれている地域も違えば先生方の得意分野も違います。パッケージでこうすればうまくいく、というものもありません。同じ視点で考え抜いてきたと思っていても、別の視点が入ることで、あれ？そういう考えもあるのか・・・と、いわゆる目からうろこの状況にもなるのです。そういう新たな視点を示すことも大事なことだと思っています。
そのためには様々な事例も知る必要がありますね。

私は病院勤務時代に、3か所のコンサルタント会社が経営改善に入ってきました。いずれも、レセプト診断から入ってきて、「算定できていない」ことを取り上げ「医事課のレベルが低い」といわれてきました。そして無理やり、半ば強引に仕組みを変えることも経験しました。・・・残念なことに一時的にはうまくいっても、コンサルが去った後元に戻るという非常に残念な経験もあります。
当時「コンサルタントは嫌い！！一般的なことだけを言い、根本的な解決はできない」と思っていました。
ちょうど今の上司と出会ったころも、そんなコンサルにいろいろとたたかれている時期でしたので、当時上司に対して、「いけ好かない、いやな奴！」という対応だったと思います。（ごめんなさい！！）
けれどそんな私がコンサルタントになり、今は外部支援者として先生方のお悩みを聞き、一緒に考えていく仕事をしています。
必要以上に現場を知ると、話ができなくなることも経験しましたが、標準値や別の医療機関のノウハウを知ることで、引きずられることも少なくなってきました。

向日葵のように先生方の心の中で、明るく花咲かせられたらいいな～
そしてなくてはならない医療機関を継続していけるようにできたらいいな～なんて、考えています。私自身の経験がありますから、先生の想いだけではなく、事務職員にとっても相談しやすいこと、なんでも話ができることを心がけています。医療系事務職員が明るくしっかりと考えていけるようになると、医療機関も発展していく・・・と信じて、これからも発信を続けていきたいと思います。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
会社でもコラムを書いていますので、ぜひお読みいただけると嬉しいです。