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在宅介護・・・11

こんにちは!#医療系事務職員応援隊の長幸美です。秋らしい爽やかなお天気が続いています。今年は遊歩道の萩の花が鮮やかで、長く楽しませてくれました。

さて、グループホームもようやく面会が許され、週1回15分だけ面会が許されて、先日行ってきました。顔色も良く、元気そうでよかったのですが、どうやら車椅子👩‍🦼生活になっているようです。腰や肩を痛がるのですが、同様にホームでも触るな〜と言っているのでしょう。それでも元気そうで安心しました。
10月には区分変更をお願いしていますが、要介護4になるかなと思っていましたが、蓋を開けてみると、要介護5。グループホームの方からは。ほぼ全介護なので、日中も車椅子を使用してもらっています、と。まぁ、仕方がないでしょうね?

しかも、今日夕方グループホームから電話があり、左の踵に褥瘡ができたとのこと。まぁ、グループホームでは車椅子で座っていて、動きがないのでしょうね。昨年と同じ所のようです。だんだんと歩けなくなり、動かなくなり・・・こうして年を取っていくのかなと思います。
グループホームから連絡があるとろくなことはありません。怪我をした、足りないものをすぐ持ってこい、便秘がひどい、腰を痛がる・・・色々と言っても仕方がないのですが、面会は自由に出来ないので、何が起こっているかは分かりません。日常の様子もわからないので、どうなのか・・・色々と言うつもりはないのですが、悪いことだけを報告するのではなく、日常の様子も聞きたいと思うのですが・・・

さて、我が家にはもう1人、今年88才になる母がいます。こちらは耳が遠く、自由に過ごしています。父が入所して気が抜けるかと思っていたら、畑仕事も少し手を抜きつつ、楽しんでいるようですので、まあ、よかったのかなと思っています。父がいる間は、同じ場所にいたくなかったのでしょうね、朝は早くから暗くなるまで戻ってこなかったのが嘘のようです。

母は、外に出ることが大好きで、食いしん坊ときています。我が家の中でも一番よく食べます。けれど、年齢でしょうか、歯が弱くなってきました。年中歯医者通いをしています。耳が遠いので説明してくれてもよくわからず、歯を抜かれた後で、「歯が無くなってる」と言う始末です。
また、毎日の歯磨きがうまく出来なくなっているのではないかと懸念していますが、月2~3回通って何とか好きなものが食べられていますし、先生方は良くしてくださいますから、本当にありがたい・・・感謝しています。

最近は私もテレワークが主になっているので、母にとっては好都合。
好きな時にふらっと街に出て行きます。
農協に付け込みだの、種を買いに行くだの・・・まあ、元気なうちは動いて楽しく暮らしていただけたらと思います。

父が認知症で目が離せなくなってきてからはほとんどドライブにもいかなくなりました。車で移動して日常と違うことを体感し、自然の中で食事をして帰ってくる・・・リフレッシュの一つになっていました。
この時期は、男池迄出かけ、高原野菜の農家さんとの話や白菜などを買いに行っていましたが、もう4~5年行っていません。
まあ、親孝行の一つと思い、時々連れていくかな、と思ったりしています。

人が年を取っていくということは、できなくなることが一つずつ増えていくこと・・・還暦を超えるとだんだん子供にかえっていく、と・・・
その昔祖母から聞いたことがあります。

さて、先日亡くなられたコメンテーターで活躍されていた松原先生の本が発売されました。
「91歳の現役医師がやっている、一生ボケない習慣」です。私も、会社の方から紹介されて本を手に取りました。
松原先生は、会話・思い出そうとすること・料理など、日常的な本当に小さなことの積み重ねが大事だと言われています。また、時々電話で話をすることが良いそうです。声の調子もわかりますしね。

母もそうですが、何度も何度も同じことを繰り返します。つい、さっきも聞いた、とか、何回同じこと言うの?と言いたくなりますが、不安の裏返しだそうです。先生は認知症は治ることはないけれど、進行を遅らせることはできると書いてあります。歳だから良いや、思い出せないのは歳のせいと諦めたり、会話がよくわからないからと話の中に入らなかったり・・・
一番良くないことなのですね。
私もすぐに諦める方なので気を付けようと思ったり、思い出すようにヒントを出したりしてみようかと思っています。
誰でもできることでも継続することはなかなか難しいものですよね。
今は便利になり過ぎて、なかなかコミュニケーションを取らなくなって来ましたが、声をかけて、話をするって、大事なことなんですね〜そんなことを感じた週末でした。


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