note を挟む

少し前から文章を書くことを習慣付けようとブログを書いていたのですが、ツイッターよりも長い文章を書けて、でもブログにするほどではない思いつきを残すための場所が欲しいなと探していました。

ツイッターではなく、そういったものを使って書くことについて私の一番の目的は、自分の書いたものを後から読みやすくしたいというのがあります。ツイッターは後から読みなおすことは考えられていません。もちろんそれが良いところでもあります。


考えるとは書くことだと言う人もいますが、自分の場合は書くことで考えが進みやすくなるということを実感することがとても多く、例えば人に何かを質問しようとして内容をまとめていると、そのまとめるという作業で頭の中が整理されていき、その質問を相手に送る前に問題が解決してしまうということが良くあります。

そういうこともあり、私は何かを考えている時は大抵なんらかの手段で文字を書くのですが、メモ帳に書き殴ったりツイッターに書いたり、パソコンの中のエディタで書いて適当な場所に保存してしまったりと、自分の考えたことがどこかへ散らばっていきます。そうなるとどこにいったか忘れてしまい二度と読むことが無くなってしまいます。

人は簡単に忘れるものなので、自分の考えの記録であるそういった文章を定期的に読み返す必要があると思っています。なぜならそれによって、その時に考えたことを土台に更に進んだことを考えやすくなるからです。


文章は自分が分かればいいと思っていた時期もあったのですが、結局のところ過去の自分は他人、後から自分の文章を読んでみると何を言っているのか分からないということが多々あり、上記の目的のためには人に読まれることを意識する必要があると考えるようになりました。

そこでいろいろと探してみて、最初は Scrapbox を使ってみました。ただ、あれは仕事用の記録をまとめるのにはとても良いのですが、人に見せるために使うのは少し特殊なようだなと使っていて感じました。

一方で note は軽いメモのように使うことができながらも、人に読まれることに重点を置いているように見えました。タグを使って話題に乗りつつ記事をまとめることもできるのも良さそうです。

ブログとの境界については人それぞれかと思いますが、より文章を書くことに集中できるようにか、UI に余分なものが無いことにも好感を持ちました。

今日から考え事の相棒として note を小脇に挟んでみようと思います。

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