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【海外不動産投資】 メンフィスで出会った会社と選んだ理由

メンフィスで不動産に投資することを決めて、どんな理由で会社(以降はA社と書きます)を選んだかをまとめてみたいと思います。この会社自体がノウハウだと思っているので実名は伏せたままで書き進めることをご容赦ください。また、正直なところメンフィスで連絡をした会社は10年前に1社そして2018年ごろにA社の2つのみです。比較するほどの経験と知識がないので、どういう理由と経緯でA社を選んだかを書いていこうと思います。

何よりも人が大切

まずは第一の理由は人です。最初にメールを送って返信をくれた女性が窓口となってくれたのですが、どんな質問にも邪魔くさがらずに丁寧に答えてくれました。それに行間を読んで回答をくれることもありました。対応は最後まで変わりませんでした。彼女が日本に旅行でやってきて会った時は私はまだ購入するかどうかを決めようとしていた段階だったし、メンフィスを訪れて会った時も最終的な判断をするために行ったわけですが、対応はまったく変わりませんでした。やはり人として信頼できるかどうかというのは仕事でもプライベートでも本当に大切です。どんなに美味しい話でも自分のためになることでも疑問が残る人とは取引すべきではないと思います。

その人自身も不動産オーナーの投資家

連絡窓口になってくれたこの女性の回答や説明に説得力があったのは、彼女自身もパートナーとともに夫婦で投資家として不動産を所有しているからでした。しかも、自分が勤める会社を利用して物件を買っていました。本当にうまく行って利益が出るなら自分で投資するはずです。ハワイのリアルターの人たちも投資物件を持っています。ネットに転がっている米国不動産の失敗談を読むと販売会社や担当者がいい加減で、自分が知りもせず、自ら手を出すつもりがない地域の不動産を売っているのでは?という感じがします。だから賃貸として運する段階になってもテナントが入らず、会社として機能していないからうまく管理できないのではないでしょうか。

会社の人気度は説明で分かる

実際に購入決定の段階になると毎日販売物件がメールで届きました。地域のことが分かっているから確実な仕入れができて投資家に販売できない物件には買っていないことが明確です。アメリカなら検索で会社が売り買いしている不動産がどれだけあるかを確認することができるので嘘は通用しません。また、メンフィスはミシシッピ川が流れていて沼地や池、小さな川がある地域がありますが、洪水の可能性があるエリアは除外していると話していました。後から分かったことですが、賃貸運営時にテナントが3か月決まらなかった場合は、A社が家賃分の支払いを負担するという条件になっています。現在A社が管理している物件が4000軒。自社販売物件以外は管理しないということです。また、セラーファイナンスを含めてローンを利用する人は物件の購入まで1年待ち。さらに賃貸で借りたい人は常に100人がリストにいるという説明からも自信を持ってビジネスをしていると言えます。

偶然でも人のつながりが見えたのは幸運。

最終的な結論を出すためにメンフィスに行ったわけですが、そこで交友関係が見えてとても驚いたことがあります。10年前に連絡した不動産会社においてメールを交換した人は、いま独立してリアルターとしてビジネスをしています。それ以来、時折連絡をしていたので実際に会ってメンフィスを一周していくつかのエリアを案内してもらいました。もちろん彼自身も不動産投資家です。驚いたのは、私が物件を買ったA社の社長と長い付き合いがあって、彼がリアルターとして見つけてきた投資物件をA社が買ったり、売却を希望しているA社の顧客を助けたりしているということでした。10年前に連絡した遠くに住んでいる人とまだ関係が会って、それが現在の話につながるというのは何とも不思議なことで、しかもそれは彼らが信頼できるビジネスを長年に渡りしてきたという証拠ですから私にとっては大きな意味を持つものでした。

対応に説得力がある。

購入を決めて実際に支払いをする前に買手は自費で物件の検査をすることが可能です。A社の場合は、完全にリノベーションをした物件を販売しているので購入者のほとんどは検査を行わないということした。しかし、私は、他の人に勧められるかのことも考えて300ドルの料金を払って検査をしてもらいました。因みにこの検査官も窓口となってくれている女性の紹介でした。問題は出ないだろうと思っていたのですが、隣の家の敷地の方が高くなっていて境界線付近で少し斜面が少し急になっているところがありました。草に覆われていて見た目にはなんの不具合もないのですが、検査官によるとこの斜面のせいで玄関のところにある駐車スペースのあたりに水が溜まってしまう可能性があるとの指摘でした。この報告を受けてA社は、即座に工事を実施。家の前の道路側に向けて位置する駐車スペース沿いに50センチくらい土を掘り起こしてフレンチドレインと呼ばれる排水機構を設置してくれました。自分たちがやっている仕事に対するプライドがあるからこその対応だと言えます。

冒頭に書いたとおり、メンフィスで連絡したのはたったの2社。それで納得が行く会社を見つけられたのはとても幸運だと思います。もちろん、私には10年のリモート大家の経験があるからこその判断ですが、ハワイでお世話になっているハワイハレリアルティは丁寧な仕事をしてくれるので、私がもっている基準に合致する相手を見つけるのは簡単ではないと思います。ウェブサイトを通じてご連絡いただければ、私が選んだメンフィスの会社をご紹介させていただきます。

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