見出し画像

今年も東京フィルメックス行ってきた。

思い返せば去年も行ってたんですよね。東京フィルメックス。

今年は行く予定全くなかったのに、11/6の朝、突然TwitterのTLにこんなお知らせが流れてきまして。

第22回東京フィルメックス最終日となる明日11月7日(日)の12:40より上映する「特別上映A 」の上映作品についてお知らせします。本プログラムの上映作品につきましては、諸般の事情により、タイトルの発表を控えておりました。しかし、無事に上映素材も到着し準備が整ったと判断致しまして、遅ればせながら発表することと致します。
特別上映として『時代革命(Revolution of Our Times)』(2021年、香港、キウィ・チョウ監督)を上映します。

https://filmex.jp/2021/news/information/root より引用

このお知らせを見たと同時に速攻チケット購入してた(苦笑)

今回の上映を逃したら今度いつ見られるかわからないし。予定が入ってなくてよかった。香港の動向をずっと追ってきた身としては、絶対に見ておかなければ!!と思ったので。

私がチケットを購入した時はまだまだ余裕があったのに、当日会場の有楽町朝日ホールへ行ったら、満席だった。たぶん知り合いも絶対に中にいたはず。連絡せずに行ったから誰とも会わなかったけど。

どんな映画かは下の作品詳細ページを見てもらえれば。

今までにも香港デモを扱った映像作品はいくつか見ているんだけど、上映時間が長いからか2019年のデモの始まりの頃からつい最近の出来事までまんべんなく扱っていて、時系列がとても分かりやすかった。

出来事的にはほぼ知っていることだったけど、実際に参加している人たちの心情とか、その後とかを知る機会はなかなかなかったので、この映画で少しでも分かっただけでも見たかいがあったなぁ。
若い人だけではなく、お年寄りがデモに参加している映像なんかもあって、日本での報道だけじゃわからないことがこの映画に詰まっていた。

正直見ていてつらい場面も多かったし、現に隣の席の男性は警察が発砲したシーンで思わず声が漏れてしまってた。Twitterでは「泣いてしまった」という感想もよく見たし。私もどのシーンかは覚えてないけど、途中何度かウルウルしてた。

この件について、日本人の私に何ができるのだろうかとデモの最初の頃からずっと考えていたけど、実際には何もできない。けど、この出来事を忘れないでいること、そして、今後少しでもこの出来事を伝えていくことくらいはできるかな、と思っている。

私は香港が大好きだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?