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Perfume はアイドルではないという暴論。

カウントダウンライヴ、行ってきました。とりあえず、以下参照。

この劇的な復活ライヴを徹夜で見なかったら、今回のライヴへの参戦は無かった。教職員として辛酸を舐めていた頃の心の拠り所が Perfume だった。

あのですね、大晦日から元旦のホテルって、馬鹿高いんですよ。喫煙できる部屋なんて、一泊2〜3万円が相場。出来るだけ安いところを探したら、会場から遥かに離れた二俣川のホテルしか無かった。

そこに、17時頃チェックインして、WBC ファイナルを見始めたら止まんなくなった。イチローとダルビッシュのインタビューを見て、ちくしょー、最後まで見てー、と思いながら20時30分頃出発。

小一時間かかって会場まで。オタクではないので、グッズには目もくれず自席へ。

大体、大晦日22時半に始まるライヴなんて、仲間内でしか成立しないマイナーかアマチュアしかやらないだろう。それができるってのは、やっぱり凄い。世界を相手にしているチームの発想でしかない。5年振りとのこと。

隣席のおじいさんからお菓子を貰った。和気藹々もいいところ。始まった。いやあ、10年前と何も変わっていない。安心・安定の Perfume 印である。もう、この人たち、30も半ばを過ぎた、所謂アラフォーになるのだ。「さん」付けで呼ばなければならない人たちだ。あーちゃんさん、のっちさん、かしゆかさんである。

アイドル特有の、「わたしたち、頑張ってますから」という押し付けがましいオーラがまるでない。20年以上、大幅にイメージチェンジをすることもなく、世の流行り廃りとは無縁、自らアイコンとなって、年相応のファッションを展開している所もいい。あざとさも皆無。格が違う。余裕なのである。「楽しんでますか〜?」に「イエー」などと応じるのはキャラじゃないのでしなかったが、どんな楽しみ方も許容される安心感がある。他の凡百のアーティスト、アイドルだったら、「こいつ何しに来たんだ」っていう冷たい視線を浴びせられるところだ。某なんとか中学のライヴでは面と向かって言われた事がある。何なんだあれ。この方々、最早アイドルなどではないと言っていい(暴論か)。ベテランアーティストである。

10年前と何ら変わらないテンションでステージは進行する。あーちゃんさん、「ベストなライヴ」って、毎回言ってないか。気が付いたらカウントダウンになっていた。

これね。

のっちさん、かしゆかさんは年女。自分たちでビラを配り、観客が5人しかいないライヴをして、道なき道を歩んできたこの方々も遂にここまで来た。名のある登竜門を潜ったわけでもない、共に闘う仲間がいたわけでもない、これはシンデレラストーリーではなく浪花節である。そこが刺さる。

U-NEXT で配信されるとのこと。契約するかな。

帰宅難民続出。桜木町駅から横浜駅まで出て、タクシーを待つこと小一時間。ホテル着は3時半頃。コンビニざるそばで年越し。もう、寝ねーわ、と思ってテレビを見ていたら、5時過ぎからコテっと倒れるように寝ていた。9時頃目覚める。コンビニ朝食エッグマフィンをかっこんで、テレビを見ていたら、フロントからチェックアウトを催促される。

さほど迷うこともなく帰宅。昼飯は雑煮。そしたら、地震ですよ。正月気分吹き飛ぶ。で、現在に至る。帰宅がちょっとでも遅れていたら帰れなかったかもしれないと思うとゾッとする。また地震だよ。今年はなんかあるぞこれ。

いい思い出にはなった。来年は分からん。地震でてんやわんやになっている。どうなることやら。

2024年1月2日記。

追記。飛行機事故まで起きてしまった。不吉な予感しかしない年始である。

更に追記。ライヴレポ上がりました。やっぱり、カウントダウンの方にして良かった。

更に追記。

泣いた😭

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