矢﨑 剛史

とある広告会社でクリエイティブディレクター/コピーライターをしながら、フリーランスでも…

矢﨑 剛史

とある広告会社でクリエイティブディレクター/コピーライターをしながら、フリーランスでも活動中。SF・特撮・ミステリ・落語が好き。

マガジン

  • ウェルビーイング

  • アートとコピー 2021

    アート生とコピー生を同数ずつ集め、ペアで講義課題に取り組むという、実験的試み。 コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんによる、コピーライター養成講座専門コース『アートとコピー』に、コピー生として参加中。 そこでの学びを振り返っていくnoteを、ここにまとめていきます。

  • CRITICUL コミュニケーションを考える

記事一覧

最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ。(アートとコピー 第2回)

0.はじめに、余談。タイトルは、映画監督ポン・ジュノ氏がオスカーの授賞式スピーチで紹介した、同じく映画監督のマーティン・スコセッシの言葉。 クリエイティブ・ディ…

矢﨑 剛史
3年前
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世界は、失敗作である。【書評】『マイノリティデザイン』(前篇)

(はじめに)コミュニケーションを考えるマガジンを始めてみます。「CRITICUL(クリティカル)」という名前をつけてみました。 批評を意味する"Critical"に、文化を意味す…

矢﨑 剛史
3年前
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「知る人ぞ知る」は、「知られていない」ということです。(#アートとコピー 第1回に寄せて)

宣伝会議賞、シルバー受賞。今日、2021年3月12日。 『第58回 宣伝会議賞』(日本最大級の公募広告賞で、コピーライターの登竜門的なアワード)の贈賞式。 僕は、《「知る人…

矢﨑 剛史
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最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ。(アートとコピー 第2回)

最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ。(アートとコピー 第2回)

0.はじめに、余談。タイトルは、映画監督ポン・ジュノ氏がオスカーの授賞式スピーチで紹介した、同じく映画監督のマーティン・スコセッシの言葉。

クリエイティブ・ディレクターの原野守広さんも、近著『ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門』で引用している名言。

はじめからいきなり脱線するのですが、この「アートとコピー」第2回講義の前月に「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見終えた時、真っ先に浮

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世界は、失敗作である。【書評】『マイノリティデザイン』(前篇)

世界は、失敗作である。【書評】『マイノリティデザイン』(前篇)

(はじめに)コミュニケーションを考えるマガジンを始めてみます。「CRITICUL(クリティカル)」という名前をつけてみました。
批評を意味する"Critical"に、文化を意味する"Culture"の"Cul"。
一方“Cul”はフランス語で「尻」を指す語だったりするので微妙かと思ったりもしたが、まぁ良しとしよう。
ここに書いてあることを読めば面白い企画が立てられる、とか、良いコピーが書ける、みた

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「知る人ぞ知る」は、「知られていない」ということです。(#アートとコピー 第1回に寄せて)

「知る人ぞ知る」は、「知られていない」ということです。(#アートとコピー 第1回に寄せて)

宣伝会議賞、シルバー受賞。今日、2021年3月12日。
『第58回 宣伝会議賞』(日本最大級の公募広告賞で、コピーライターの登竜門的なアワード)の贈賞式。
僕は、《「知る人ぞ知る」は、「知られていない」ということです。》(社会情報大学院大学)というコピーで、シルバーを受賞した。
いま、その興奮が冷めやらない中でこのnoteを書いている。

シルバー以下は受賞コメントが無いと知らなかった僕は、1分以

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