『新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集』3/31発売
『新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集』(編・大田克史/星海社)の見本が届きました。3/31発売予定です。
講談社の名物編集者であった宇山日出臣さんは、新本格ミステリの生みの親ですが、私にとってはぶたぶたを世に出してくれた人でもあります。
私の追悼文には、他に星新一ショートショートコンテスト授賞式の時のこと、講談社X文庫ティーンズハートの頃のことなど書きました。
私の思い出はささやかなものですけれど、他の豪華な執筆者の方々との逸話は、華やかなものあり、クセの強いものあり──宇山さんの言葉、強いな。誤解を恐れずに言うと、励みにも呪いにもなる言葉を巧みに使いこなした編集さんでした。私にはそういう言葉はなかったですが、あまりの強さにそれはそれでよかったのかも、と思いましたよ。
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