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なぜ私がそれを撮るのか

前回投稿で
写真展出展のことと
そのテーマが「ちらりずむ」であることを書きました。

昨年秋から始めたモニター撮影では
私の予想以上のご応募があったのですが
その理由として

「ランジェリーフォトは勇気が出ないけれど
これならできるかもしれない」
「自分の中の女性を確認したい」

というものが多かったのです。

なぜ私がちらりずむを撮るのか
写真展の出展テーマに選んだのかをお伝えします。

私自身が、「女性」を諦め、見放し見失っていたから

出産・子育て・仕事
毎日慌ただしく時を重ねていく中で
いつの間にか女性としてのこれからを諦めてしまっていた時期がありました。

もともと自身の顔・体型などにコンプレックスが強かったのですが
2人目出産時に母乳がほとんど出なかったことや
ホルモンバランスの乱れによる生理周期の変化などで

「私は女性として欠陥がある」
「もう、女性として終わった」

そんな思い込みに苛まれ

さらに、仕事の目標を見失った時期も重なり
自分を見放したかのように
メイクも適当・服も適当
体重が増え、ボディラインもたるみ(エクササイズの講師だったのに汗)
肌も髪もかさかさになっていた時

私を目覚めさせてくれたのが撮影でした。

photo  Misaki kobori   2017

本当は綺麗になりたかった
女性として
今からでも
もっと
1人の私として輝きたい。


自分の中の押し隠していたものが
声を上げ始め

水をあげていなかった
枯らしていた花が
また咲き始め

数ヶ月後には不思議な流れから写真の世界へ。

フォトグラファーとして
撮ることを重ねてきただけでなく

撮られることを繰り返し
今の私がいます。

Photo TSUGU 2018

撮られていく中で
ランジェリーフォトを撮ってもらったことも数度。

その時に
「自分は素晴らしく、愛おしい存在なんだ」
「女に生まれてきてよかった」
という思いが溢れました。

撮られていくうちに

そして私もランジェリーフォトを撮り始めていった中で

「なんだか、肌があらわよりも
何かに覆われていてちょっと見える方がドキッとする・・・?」

そう思うことが。

それが今思うと
「ちらりずむ」の要素の一つになるとは
この時は全く思いませんでした笑


その人の「色」「艶」を見つけるのが好き

女性であることを諦めていた私ですが

本質的にその素養があったようです笑

友人で四柱推命鑑定師の今利由季ちゃんによると
心に重い蓋をしていた時は
「そりゃ、生きづらかったよね」と言われるぐらい

「エロスとアートの星」を持っているそうで笑

見る人が見たら、「おーーー」と、わかるそうで笑


確かに、今までの人生を振り返ると
小さな頃から
色艶ある話も、事柄も
その人の持つ「色」「艶」を見つけるのも好きでしたし

撮影中
お客様と自然と色艶ある話になったり
写る表情も
いつもと違った感じになることも多く

「弥生さんと話すと、何かが出るんでしょうか」

そう言われることも。


自分が「そうなんだ」ということを認めたら
本当に楽になったし

自分の本質的に備わっているものを
撮影やセッションの中でフルに生かすことで


「私は、まだ輝ける」
「自分は素晴らしい、愛おしい存在なんだ」

そう前を向き
女性としてのこれからをより美しく生きるきっかけを
手渡していけるのではないだろうか

だから私は
「ちらりずむ」を自分の主となる撮影メニューのひとつとし

来年の写真展出展テーマにしようと決めました。


わくわくしながら服を選び
ヘアメイクして準備して撮られる撮影と
ランジェリーフォトの中間点にあるような
「ちらりずむ」

「じゃあ、ちら見せのものばかり撮るの?」
思われる方も多いかもしれませんが

そうではありません♡

次回の投稿でその辺りを詳しくお伝えしますね。


「ちらりずむ」

撮影予定期間は
3月末から10月

撮影予定地は
東京・横浜・横須賀(猿島)・鎌倉・名古屋・京都・北海道

超先行募集枠は限定20名様

1月28日(金)12:00 公式LINEから募集開始
限定5日間 定員に達し次第終了となります。


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