研究者と名乗ることのできる日が来るかどうかはわからなかった。辞めゆく人達も沢山見てきた。ただ自分の内で思考が途絶えることはなかった、辞する術を知らぬ無謀な博徒なだけのようにも思う。ランボオは空気と岩と石炭と鉄を食らうと表現したが、私もこの世界の元素を食して生きているようなものだ。

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