雑記 337 八ケ岳高原の春

画像1 高原にも一気に春が来た、と言う。ここに来る途中の、中央本線沿線には、薄桃色の桜、桃、梅、コブシと色とりどりの花が満開だった。聞くところによると、一昨日は、桜はまだ咲きかけで、昨日一気に開花、今日は雨で、もう散りかける、と言うワープスピードであるらしい。台風1号が影響してか、これでもか、と言うくらい雨が降っていた。枝先の木の芽に雨粒が付き、その丸い雫の中に、高原の景色が宿る。特殊なレンズがないと、その鮮明な様子は捉えられないが、1本の木に小世界が鈴なり。
画像2 明日は、ナベサダこと渡辺貞夫ののコンサート。ドラムもセットされて、照明の点検中だった。コンサートは、今は、隣との距離を取らなくて良くなったようで、席の番号も続いて書かれていた。大型バスで来る観客もいる。
画像3 宿も、コロナの規制が緩んで、やっと息を吹き返した。ナベサダのコンサートは、その皮切りとも言える。明朝、ルリビタキを探しに行くツアーがあって申し込んだら、その集合時間には、チェックアウトしてほしい、と言われた。
画像4 集合時間は9時、なので、それまでに荷物をまとめなければならない。ナベサダのコンサートのために客がつめかけ、準備が間に合わないので、朝早くチェックアウトしてほしいそうなのだ。どうせ外に出かけてしまうのだから、チェックアウトが9時前でも構わない。活気が戻ってきたことは、喜ばしいことだ。
画像5 今夜は、予報では曇りなのに、雨が降り続いた。台風1号も、やってくれるじゃないか。星は見られず、モニターの大画面で、スライドショーを見て、今回は諦める。自然が相手だと、1泊ばかりでは思うようにならないことが往々にしてある。まもなく琴座流星群。琴座には、織姫として有名なベガがある。

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