雑記 356 時計のある街

画像1 スマホが普及したせいか、ビルの壁面に取り付けられた大時計が、減った。銀行の入り口とか、店の外壁とか、あちこちにあった、デジタルの時間も少なくなって、以前なら、時計を持たなくても、ぐるりと見渡せば、時間は分かった。今は、スマホを出して確認する。多くの人は、電車に乗っていても、スマホ画面を見ているので、わざわざ時間確認のために、電源を入れることもないのだろう。今日は王子駅前に来て、見渡すと時計が二つも目に入って、昔に戻った気がした。
画像2 店屋だって、通りすがりに覗き込んで、道から見えるところに時計があることも、少ないよう思う。
画像3 今日は、北とぴあで、練習。
画像4 会場は14階で、遠くの山が薄紫色に霞んで見えた。別の部屋では、東京タワーが右に、スカイツリーが左に見える、と言う。
画像5 日が沈み、刻々と夕闇が迫り、ガラス窓がミラーになって、自分達の姿が映るようになる。
画像6 終わる頃には、見下ろす街は、灯りが煌めいて、別の顔になっていた。

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