猫日和 417 マリアという名の猫

画像1 デパートの一階のエスカレーターの前の売り場。「マリア」という名の猫。12歳ということだ。デブ具合と細い目、雄猫にしか見えないけれど、三毛猫だから雌だろう。口が達者でその毒舌にかなう者はいない、と書いてあるけれど、おしゃべりには見えない。確かに体重はあって、毛並みのフワフワ感と、ずしっとした重さが印象的。目は細く、何の細工もない。値段も体重に比例か。こんなぬいぐるみの猫をそばに置きたいと心が動くのは、猫の日の後だからだろうか。
画像2 隣にいたのは「ちびメソ」という白黒猫。持ち上げてみると軽くて、可愛いけれど物足りない。常々、私は、猫は大きくてデブでのんびり屋で、気の利かないおおらかな雄猫がいい、と言っている。沢山猫を飼ったけれど、自分が落ち込んだ時多くの場合救ってくれたのは、のんびり屋の雄猫だった。大きくて枕にするのもちょうど良く(‼︎)、涙を拭くにもちょうど良く、ああ、もう一度猫が飼いたいなぁ。
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