雑記 256 今日も空には丸い月
仕事帰りにいつもの道を進むと、突き当たりのホテルが、すっかりクリスマスの装い。7時前、と言うのに、あたりはもうすっかり夜の暗さ。夜の帳が下りたホテル界隈は、もの寂しくもあり、暗闇に映えるイルミネーションは、クリスマスを待ち望む心のささやかな喜びも掻き立てる。空を見上げれば、月。
今日も空には丸い月、という題の絵本があったように記憶している。バレーのレッスンを終えた女の子が見上げるとそこに丸い月。乳母車を押すお母さんが見上げると丸い月。子供や赤ん坊が家路を急ぐような時間に月は出ていない、と思うけれど、あの人もこの人も、丸い月を見て、心癒される。今日の野方も空には丸い月。満月は明後日。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？