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お時間がかかります

今日遅めの食事をしようと伺ったお店で、ホール担当の兄さんが連発していたセリフが印象的でした。

お気に入りのお店なのだけど、いつものホールのお兄さんは不在のようでした。

いつものようにオーダーしようとすると、「お時間かかりますが、よろしいですか?」大丈夫ですよと言うと「オーダーが全て決まってからお願いできますか」オーダーをことごとく通してくれない

整えてもう一度彼を呼ぶ

頼むもの全て、彼は、お時間かかりますがを繰り返す

あ!何を頼んで欲しいのか?聞いてみようと方針を変えてみた。お腹すいていたけど冷静な私。

おすすめは何?どうゆう組み合わせが良いと思う?と彼の意見を聞いてみた。

私の希望に合いそうなところをピックアップしてやっとオーダーを通してくれた。

美味しい!いつもどおりでよかった。

他のテーブルでも、お時間かかりますが?を連発して、お客様を怒らせていた。

彼の立場とお店の様子を観察すると。

キッチンの人にオーダーを制限されていたことが少しわかった。だよね

あと2時間程で閉店

片付け始めたいよね

いつものホールの兄さんは、きっとオーダーの誘導が上手だったんだ。遅くに行っても、オーダーするのもスムーズでストレスを感じることはない。信頼と実績がある。

お時間かかりますがよろしいですか?

この言葉をお客様を思いやって使う時は有効だけど、自分達の都合に合わせるために使う時は全くフィットしない。

今度行った時、今日のお兄さん頑張っていて欲しいなぁ。信頼と実績は1日にしてならず。私が誘導上手を発揮するからね。安心していいよ!


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