相談に対して的外れな回答を避ける工夫

なぜかよく相談を持ちかけられるのですが。

正直言うと、話を聞いていて「なんだそんなことで」と思うこともあるんですけど、それをそのまま言ったら感じが悪いし、そもそも何の解決にもならないんですよね。

ただ、よく聞くあの言いまわし「話を聞いてもらいたいだけだった」とか「男は解決脳(女は共感脳)」とか言われるのは面倒くさい。

さて、じゃあどうしようかと考えたわけです。

相談ごとで着目すべきは「内容」ではない

相談をされたとき、「内容」に耳を傾けるのは当たり前なんですけど、それよりも僕は大事だなと思うポイントがあります。
必ず、以下の質問をする。

「それについてどれぐらいひとりで悩んできたんですか?」

上に書いた「話を聞いてもらいたいだけだった」みたいなツッコミを入れられるのって要は、相手にとってそれがどれだけ重いことなのかを把握せずに反応してしまうことで起きると思うんです。

自分にとっては「些細なこと」、でも相手にとっては「重要なこと」って可能性はおーおーにしてある。
そのズレを把握するのに「どれぐらいひとりで悩んできたんですか?」の質問が有効だと思っています。

かけた時間=重要度と思ってもいいんじゃないか。
ここに気付いてからは「話を聞いてもらいたいだけだった」「男は解決脳」みたいなことは”ほぼ”言われなくなりました。

それでも「だけだった」「男はー」と言われるなら

結局のところ、せっかく相手が話してくれているのに主観だけで返すから的外れに感じられるのかなぁと思っています。
相手が”それ”にどのぐらい時間をかけたのか=どれほど深刻、重要に感じているのかを踏まえて話していると、解決策を提示できなくてもなんかイイ感じになるもんです(実感してる)。

そう対応しても「話を聞いて欲しいだけだった」「男は解決脳」的なことを言う人(男女問わず)がいたら、それはもう「意地の悪い人だな」「アホな人なんだな」と断定しちゃって良い気はしています。

「すべての問題は解決するべき」とは思いませんが、自分から問題を起こして、問題を抱える人の相手なんてしていられません。
どうぞお独りでお怒りになられ、お悲しみになられ、愚痴を仰っていれば良いと、心のミュートボタンを押します。


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