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【芸北分校魅力化】お茶会vol.7

今日は、芸北分校の和室にてお茶会を開きました。

今日のゲストは、広島大学の生態学やバクテリアを研究している大学生と大学院生、農園を営みながら、平和教育の活動や多文化共生、環境活動などをしているFさん、高原の自然館のHさん、NPO法人西中国山地自然史研究会Kさん。




私が印象に残ったFさんの話

『Fさんは、先週、キリスト教の方、仏教の方、アジアの方、アフリカの方など様々な方と、平和や原爆についてアテンドして、お仕事をした。その際に、自分は広島の人として原爆について語る時、とても言葉に気をつけている。その人が大切にしている価値観が全く異なっているので、その人を傷つける言葉を使ってしまうのではないか、細心の注意を払って言葉やタイミングを選んで発言していると。信じている物が違うと、自分が傷つけるつもりがない時も、傷つけてしまうことがある。だから、私はあなたを傷つけるつもりはないという信頼関係を大切にしている。』

日常生活でも、というと大袈裟だねという感じになったけど、自分の発言のタイミングや言葉に気を遣うというのは、生活の中でも大切にできると、相手への思いやり合う社会や学校になるんじゃないかなと感じました。

また、組織運営の話になって、皆同じ方向を向かう組織の中に違う視点の人がいたとして、マイノリティであっても、違う視点がそこに入ることで他の人が気付けるし、自分がいる意義になる、マイノリティが何度でも自分の大切だと考えることを訴え続けることが、多様な人が生きる社会に大切なのではというお話も心に沁み渡りました。

大学生からも、高校時代を思い出していろんなお話しが飛び交う楽しい時間となりました。


本の話になって、
大学生の絵が好きな人に今おすすめの本:原田マハ「たゆたえども沈まず」
Fさんの話の中で思い出された面白い本:ヨシタケシンスケ「ころべばいいのに」「りんごかもしれない」

というものも出てきて、興味津々でした。

いろんなお話を深くできて、生徒も参加してくれた方々も喜んでもらえて今回もとても良い時間だったと感じました。
ありがとうございました。


今日のおやつは、
生徒の手作り米粉紅茶クッキー
岡山のお土産でいただいた ももたろう紅茶 餅月煎餅
cafe house Watanabeのゆずシフォンケーキ
さんわ堂 ドーナツ
へんぽこ茶屋 ひなあられ

美味しいひとときでした。美味しいお菓子にも感謝!!

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