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総合的な学習@芸北中3年生

当研究会は、自然や環境に関わる部分で芸北中学校が進める総合的な学習との連携をはかっています
1年生:芸北ジュニアトレッキングガイドになろう
2年生:芸北茅プロジェクト
3年生:芸北マルシェ

芸北マルシェでは、「芸北らしさ」と「地域資源」を使った商品をマルシェ形式で販売するというもので、これまで学習してきたことを通じで、芸北の文化や自然環境、人の営みの中で光る題材をみつけ、自分達が商品化するのですが、今回は「アップサイクル」というテーマが加わり、「身近なもので不要になったものを使い商品化」というミッションが加わりました。

会社という形で4班にわかれ活動します。まず何を素材として商品化するのか、それはアップサイクルにつながるのか?という視点から話し合います。ヒントになる活動として、7月には不要な着物をリサイクルしてもんぺに仕立て、もんぺを履き暮らしを楽しむ活動「もんぺる」も紹介しました。

7月の授業

そして、この授業に欠かせない「外部からアドバイスするしくみ」を、コワーキングスペース設置で実現しました。
芸北小学校での実施からヒントを得て、今では中学校、高校で同じように採用されています。安全面やコロナ対策も考慮して、大きくは展開できないですが、我々はスペースで通常の仕事をしていると、中学生が質問をしてきたり、作業を見たりを繰り返す中で、商品のレベルアップが図れます。他にも、授業の工夫としてPTAにアンケートをとる、民生委員さんや高校生にヒアリングする、といった「マーケティング」の時間もあります。
こうやって試作品ができあがってきました。
・家で余っていたワラをつかったしめ飾りなど。父親と毎年しめ飾りをつくる習慣がある生徒が技術をもっている。
・家で余っていた麻袋をつかってバック類を作成。裏地に古着を使っている。
・近所の建設会社で余っていた端材でスマホスピーカーをつくる。他にもペットボトルのキャップを使って小物をつくる。
・自然をモチーフにした写真を使ってアクセサリー作り。職員室で毎日大量にでるシュレッダーにかけた紙を使って紙粘土でも商品開発中。

ブラッシュアップの期間を経て、10月に芸北マルシェが開かれます。またお知らせしますので、ぜひご来場ください。



東京からのお客様にも会社ごとにプレゼンテーションしてコメントをもらう
裏地に使ってくれることになった古着物をほどく

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