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思考の傾向を探る

連休中は、デッサンをして過ごしていました。
7月にも取り組んでいたのですが、一度しか添削を受けられないことを自覚してからは、しっかり描けたものを提出したいと思い、やり直しを繰り返しているうちにまた期限が迫ってきました。
7割程度進んできた休憩中にこれを書いています。

しっかり描けたものを提出したいと思ってやり直しをすることを決めたのは7月で、実際にやり直しを何度かしているうちに気づいたことがありました。
完成の質を求めると、時間が必要以上にかかったり、取り組んでいるうちに飽きがきたり、また長時間の似たような作業になってしまい腰が痛くなってくるということです。

仕事をし始めた頃のことを思い出しながら、この経験をもとに次にどう活かしていくか考え直してみることにしました。

経験が不足している段階では、自分の課題に自信で全て気づくことはそもそも難しいので、そのため第三者に添削をしてもらうことで、自分では気づいていなかった改善点に気づいて次に活かすことができます。
また、技術的な面に関しては、頭を働かせつつ実際に手を動かしていく中で身についていく順序があります。

技術が追いついていなくてもどかしさや、悔しさを感じる部分があるとしても、それは現時点の自分のいる段階であることを自覚して、丁寧に取り組みつつも手を早く動かすための精一杯を繰り返して徐々に早く描けるための訓練が必要です。

自己の課題として、過去の経験と全く同じ評価を自分にしてしまう傾向が強いです。
経験などの目に見えないこと、あとは一度身につけたり覚えたりしても時間が経てば忘れてしまうことに関して、成功体験はたまたまだと思い込み、失敗はそれが通常だと思い込んでしまう傾向にあります。
そうすると、今持っているものを活かしていこうとしても、その都度真っ白に自分のこれまでを塗りつぶしてしまうので、経験がなかったものとしてしまう思考の傾向が強いことに気づきました。
学生の頃にも、学年が上がる頃に学習内容は難易度が上がっていきます。それに適応して試験も受けて受験や就職試験なども経験しています。さらに、社会人になってからも研修や試験を受けて合格した実績も残っています。もちろん、チャレンジして不合格になったチャレンジもありました。

 自分が合格できるもの、努力でどうにかなったものに関して価値を感じられない傾向があり、無価値感が実感として残っており、自信を持ったり、自分自身を認めることが難しいことにもつながる謎の厳しさを持っているな、ということに気づきました。

白塗りしてしまう傾向を自覚できたので、とりあえず、最近は描いたものは捨てずに全て残しています。リセット癖とも近いものがあるように思います。

この思考の癖や、自分の傾向を自覚した上で、これからどう取り組みに活かしていくかを明らかにする過程をたどりました。
過去に取り組んでみた方法や手段で自分に合っていたと感じるやり方は残しつつ、手を動かして、一つの完成に期限や自分のタイムコストがどのくらいかかるのか、技術や知識は継続して反復訓練することで徐々に慣れて丁寧だけど手早くなっていくことができます。
それにかけた時間が実力に比例して伸びていく段階です。
まずは、傾向を知ることができたことが客観的に自分を認識することができた一歩だと実感しています。
実践しながら、身につけることを意識しつつ、間延びした取り組みにならないように8月は取り組み方法を変えてやってみることにします。

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