時をかける祖父 『不適切にも程がある』

ドラマが終わってしまい、少し寂しい気持ちになりました。
見始めた当初、仲里依紗さんが出てきて過去へのタイムスリップものだったので、『時をかける少女』を思い出しました。劇場アニメの方で仲里依紗さんが主人公の声を担当されていたので、ドラマでその祖父が主人公でタイムスリップすることが新鮮で、多面的な見方ができると予想外のおもしろさがあって面白さを感じることができるな、と思いました。
もちろん、設定に負けず、昭和と令和のどちらも分かるかたや、世代や世相を超えての悪いところや、行きすぎているところを笑いに昇華していて、面白いことの重要性を改めて気づきました。

真面目すぎることは面倒臭くなってしまったり、説教じみて敬遠されがちで人を選びます。けれど、面白いになると、逆に他者の楽しいにヒットするのでこれはすごいな、と思いました。
嫌な経験や、重くなりがちなテーマをエンタメにするドラマは救いにもなっていて、良かったです。
宮藤官九郎さん脚本のドラマは『タイガー&ドラゴン』を年末に初めてきちんと見たのですが、人間ドラマが面白いな、と感じました。当時小学生の頃にテレビで放送されていましたが、当時はドラマを見ているよりも友達や、一人で遊んでいる方が面白かったです。
共感できる部分が少ないから分からなかったというのもあります。

タイトルが画面に取り込まれている手法や、テーマ曲を歌っている歌手が実際のドラマに登場する方法をどこかでもみたな、ということも過去見たことがあるな、という方法もうまくハマっていました。
ドラマ面白かったです。


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