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嫁VS姑&小姑100年戦争⑤~⑧

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田舎の長男の嫁の日常を結婚時から紐解くシリーズ⑤~⑧
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嫁VS姑&小姑100年戦争⑥

嫁VS姑&小姑100年戦争⑥

本編③~さて保母を辞めた、いや辞めさせられた私の日常は、たまに自営業の経理の手伝いや現場の手伝いに、近居から近い現場には10時、15時のおやつを持って行っていた。平日夕方まではバイトのおじさんと姑だけだったが、日祝日には昼も作りに行って、夫の知人がたくさんバイトに来た時には、リクエストでサンドイッチも作ったりして、16時には買い物に行き夕飯支度をしていたので、なかなか忙しい毎日だった。

そして、

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嫁VS姑&小姑100年戦争⑤

嫁VS姑&小姑100年戦争⑤

本編②~少し寄り道したが、嫁いでまもなくの義父の葬儀まで戻る~焼場へ向かう霊柩車の中で、息子を亡くし、うなだれている大舅大姑を横目に、姑が嫁の私に、突然「この中で血がつながっとるのは◯◯(夫)とわしだけじゃ。」と言った。どういう意味で言ったのか、今なら嫉妬だとわかるが、当時若い嫁の私には理解できなかった。

焼場から戻り、仕上げ膳で近所の人にお礼を言い、近所の人が帰り、片付けも済ませ疲れたので帰り

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嫁VS姑&小姑100年戦争⑦

嫁VS姑&小姑100年戦争⑦

本編④~すでに書いたように、近居から、毎日ご飯作りに婚家に通う毎日だったが、普通はその近居に国民健康保険や年金代の集金人が来るはずが、大姑が自分がまとめて払うからと伝えたので集金に来ない。なので、私達は大姑に払い、大姑が集金人に払っていた。
集金人にすれば、大姑が出してあげてると思ったに違いない。領収書はもちろん大姑が持っていた。

また、大姑は、私達が払った色々な(経費で落とせそうな)領収書まで

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嫁VS姑&小姑100年戦争⑧

嫁VS姑&小姑100年戦争⑧

本編⑤~さて、毎日の5人の食卓だが、はじめ、姑は私と夫の間に陣取り、二人を並ばせなかった。姑と私の間には炊飯ジャーを置いたが、まだ46歳と若いのに、絶対自分でご飯をよそわなかった。空になった茶碗を私に差し出してよそえと言うのだ。ご飯だけでも4杯食べるから4回に、おかずのお代わりが二回。大舅や大姑も2回ずつで、夫もそれ以上に食べていたから、お代わりをよそってばかりで、私は最後に一人でゆっくり食べるの

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