石垣で感じる名古屋城歴史の流れ
11月11日寺子屋「石垣から語る名古屋城」午前の部。
講師は、名古屋城調査研究センターの木村学芸員です。
名古屋城の石垣は江戸時代の初めに20大名の割普請によって築かれました。
江戸時代中にも濃尾地震後にも大正時代にも所々修理や積み替えをおこなったそうで、その時期により積み方が異なっています。
先の戦災で天守閣が燃えた時、変色したりヒビが入ってしまった石があります。
築城以来変化がないと思われる石垣にも、歴史の流れがあるんですね。
そして、まさしく今、石垣にとっての新しい歴史が刻まれています。
石垣やお堀の調査、石垣の修理が行われています。
今は電波で石垣の内部の様子を診たり、小さい計器を付けて変動を調べたり、科学の進歩が調査の助けになっているそうです。
どの大名の石かわかるように付けた刻印を探し、
石の種類から推定される産地についての説明を受けながら見学しました。
<レポート:三宅由美子、カメラ:稲熊敏長>
■今回参加したまちなか寺子屋
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
【やっとかめ文化祭2020】
2020/10/24(土)〜2020/11/15(日)
参加方法はプログラムによって異なります。
詳しくはやっとかめ文化祭公式ウェブサイトよりご覧ください。
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