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川の流れるところに歴史あり!2300年前から近代までの文化の流入口・黒川沿いを歩く

11月4日(金)「川の流れるところに歴史あり! 2300年前から近代までの文化の流入口・黒川沿いを歩く」に参加しました。
本日のガイド伊藤喜雄さんの案内で名城公園駅からスタート。
この辺りは川の堆積でできた湿地帯であり、古墳時代の集落跡もあったそうです。名古屋城で食べるお米や野菜も付近で収穫していたと伺いました。

まずは下水道科学館へ。下水道の仕組みなどを面白く見学をしました。

その後、大昔は矢田川の河口であったという多奈波太神社、怪力和尚が2枚の大きな門扉を担いで寺に運んだという西来寺など神社やお寺を訪ねながら、黒川へ。黒川は明治に熱田から犬山の水運のために作られたそうです。

少し歩くと、原名古屋製糸所跡がありました。当時のレンガを一部使用した建物が立っているのみですが、黒川周辺は織物や染め物が盛んだったんだなと知りました。
黒川沿いをしばらく歩くと、明治期から大正に使用されていた黒川船着場がありました。今もその面影が残るのは珍しいそうです。
最後は白龍神社に立ち寄りお参りをして、黒川駅で終了となりました。

まさに川の流れるところに歴史あり!で、水の周りに人々が暮らし、商いが盛んだったんだなと思う街歩きでした。

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レポート:ちなつ 写真:三宅由美子

■レポートしたプログラム

■まち歩きなごや

■やっとかめ文化祭

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