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名古屋の伝統産業~なごやのお仏壇のはなし~

 11月1日夕、愛知学院大学・名城キャンパス内の坐禅室「放光台」にて、経営学部教授・林伸彦先生から名古屋のお仏壇についてのおはなしを伺いました。

名古屋仏壇は名古屋の伝統的工芸品産業の一つに指定され、今も昔からの材料・手法・様式でつくられています。
江戸時代初期、誰もが寺院に属する社会(檀家制度)となったことで、庶民の家にも仏壇が置かれるようになりました。名古屋には寺社建設をする大工が多くいたため、その技術が仏壇づくりにも生かされます。名古屋が木曽檜のような良質な材料が集まる場であったことも、この産業が栄えた大きな要因だそうです。

豪華でありながら、機能性や耐久性にも優れている名古屋仏壇。我が家の仏壇をじっくり眺めたくなりました。
名古屋仏壇に限らず、伝統産業に携わる人は減少し、生産量もまた減少の一途をたどっています。SDGsの観点からも、伝統的につくられ使用されてきたものに注目していきたいと考えました。

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レポート:こんどうあきこ 写真:三宅由美子
■レポートしたプログラム

■まちなか寺子屋

■やっとかめ文化祭

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