SNSを利用すると何故メンタルに悪影響が出るのか

 どんなSNSサービスでも必ずと言っていいほど、メンタルを大きく病んでいる人間がいるがこれはどうして起こるかと言うと、

・嫌が応でも自分より遥かに格上の人間が目に入り、自分の状況が良くなければないほど、無意識的に比較させられてしまい劣等感に晒される

・学歴、資格、年収、総資産などで武装し、意図してもしなくても、ネット上でのマウント合戦を目にするのでさらに病む

・誰も彼もが好き勝手な事を言っているので、そうした情報を集めて特にXだとリツイートすればするほど、連鎖反応でさらに似たような情報が集まり、そして目にし、脳疲労を起こしさらにさらに病む

・ネガティブなツイートをいいねすればするほど、似たような情報が次々と表示され、SNSへの滞在率も上がり依存させられる。

 SNS全般は人間の依存度を高める為に脳のドーパミン中枢を刺激し、サイトへの滞在時間を長くすることを重きを置かれて設計されているので、よっぽど注意しないとあっと言う間にメンタルを病むと思う。

 特にと繰り返すが、メンタルが非常に病んでいる時は、

・ネガティブな情報を自然と集める

・それらをいいね、及びリツイートし続ける

・ネガティブな情報がさらに集まってくる

・脳が常にドーパミン過多、情報過多になり脳疲労を起こす

・人生を変える為のモチベーションが湧かず、何も変化を起こせず苦痛耐性が低下する

・さらにスマホを使用し続けて上記を行い続けると、脳が発達せず委縮していく

 最後の部分は余計なお世話だったかもしれないが、スマホの依存度が高ければ高い程、脳とメンタルに大きく悪影響が出る。とは言う物の、一度嵌まってしまえば自制できる人間はあまりいないだろう。

 こうしたSNSを利用する時にできることとすれば、通知の欄を全てオフにすることかな。

 このノートもそうだが、SNS全般に通知のアイコンがあるのだけど、この通知を視認するだけで、確か覚醒剤使用時のドーパミン放出数値より遥かに高い、1000倍のドーパミンが脳から出ると何かで読んだことがあるが、まぁ電車でほぼ9割の人間がスマホの小さい画面を触っていることから当たっているだろう。

 SNSの設計はスロット機と同じで、スワイプすればさらに新しいコンテンツが表示され続ける。さらに無尽蔵にコンテンツが表示され続けるので、一度依存させられれば抜けづらい。何故ならそれらを観ている間は、快楽物質であるドーパミン中枢が刺激され続け、際限なくコンテンツを消費し続けるからだ。

 こういうことを理解している親と、その子供は人生上手くいくのだろうね。一番いいのがスマホを捨て、ネットを断つことだが、ここら辺は各々で何とかするしかないのが悲しいところだよな。

 自分で自制できない人間はそのままの未来が続く。