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【日頃の気付き】木の絵を描くというお題

会社の同僚が
「今日家に帰ったら宿題をやらなきゃいけない」と言うので、
「何の宿題?」
と聞いたところ
木の絵を描かなくてはいけないんです。」
と言う話だった。
彼女は、現在、色彩心理学と言うものを学んでいるらしく
週末はその勉強会だそうだ。
勉強会では実際に描いた絵を仲間と見て、
そしてその絵に描かれた色やモチーフについて
メンバーと一緒に語り合う
らしい。
語り合う中で、何故自分がそのモチーフを描いたのか、
何故その色だったのか、それを内省し、
自分の心理を理解しようとするもの
だそうだ。


彼女曰く、彼女の描く絵は
大体が幼少の経験に基づいていることが多いそうだ。

私ももし「木を描いてください」と言われたら、
大きなくりの木を描くだろう。
なんで栗の木なんだろうかよくよく考えてみると
それは、よく幼少の頃に、
母と「大きな栗の木の下で」を歌っていたから。
ジェスチャーを加えながら、母と一緒に歌う
「大きな栗の木の下で」は私の幸せな一瞬だった。
幼い頃の思い出が蘇る。

先日、実家に帰った際、
母と喧嘩をしたばかりなのに、
やはり自分の奥底にはいつも母がいて、
そして母親との思い出が今の自分を作っているのだ

と改めて気付かされた金曜の夜だった。
三連休、母に電話をしよう。

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