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華麗なるディテール:「BULGARI SERPENTI 75」展が紡ぐ高級腕時計の魅力

原宿にて繰り広げられている
「BULGARI SERPENTI 75」展は、
セレブリティたちが愛する高級腕時計「セルペンティ(蛇)」の
歴史とエレガンスを余すことなく表現した驚きの展示会

セルペンティの複雑なディテール、高級感、そしてその歴史が、
3人のアーティストとのコラボレーションを通じて、鮮やかに蘇った。
この展示会をひと言で表現すると
「華麗なるディテール」
その展開をご紹介。

歴代のジュエリーの展示、「セルペンティ」をテーマにした現代アーティストとのコラボレーションによる作品などを通して、「セルペンティ」の様々な側面を紐解き、過去、現在、未来をつなげます。

BULGARI HPより

エマニュエル・ムホー 「100 Colors」

エマニュエルムホーの「100 Colors」は、
微妙な色の変化と数字で歴史と表現

セルペンティの歴史を彩り豊かに描いた。
繊細な色彩のグラデーションはまるで色の舞踏会
その空間を通るときの心の抑揚感と言えば!
誰もがスマートフォンで自分を、そして色を撮影していた。


植彌加藤造園とstuによる砂の庭園

次の作品は、日本庭園。

植彌加藤造園とstuによる砂の庭園は、
銀のボールが砂上に織り成す絵画、
セルペンティの蛇の軌跡となり、
最後は庭師の手で精巧に仕上げられていた

この砂のアートもまた、繊細で優雅なディテールが光った。
銀のボールは
台の下層部に設置された台車のような機械が動くことによって
動く仕組みになっているよう。
機械と人の連携による、アートの演出であった。

REFIK ANADOLの「METAMORPHOSIS」デジタルアート

最後に登場したREFIK ANADOLの「METAMORPHOSIS」は、
2億枚の自然の写真から7000万枚の花の写真を細かくセレクトし、
色と音と動きが織り成すデジタルアートの極致だった。


歴史的な要素と未来的な魅力が交錯し、
観る者を感動の渦に巻き込んだ。
色の波が次から次へと流れるように迫ってくる。
恐い感覚は決してなく、
このままこの色とテクスチャーの波に
いっそ飲み込まれたいとも思ってしまうのだ。

BULGARIのセルペンティが紡ぐ歴史と、
アーティストたちが紡ぐ芸術が交わり、
原宿の会場はまるで感性の交差点

SERPENTIというラグジュアリージュエリー時計の輝きと、
アートの繊細なディテールが、
訪れる者の心に奇跡を呼び覚ますような展示会でした。


BULGARI  SERPENTI 75
展示期間: 2023年11月9日(木)~ 11月26日(日)
      11:00 ~ 20:00 (最終入場 19:30)
     ※最終日11月26日(日)は11:00 ~ 17:00(最終入場 16:30)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-35-6
最寄り駅:東京メトロ千代田線、副都心線
     「明治神宮前〈原宿〉駅」徒歩1分
     JR「原宿駅」徒歩2分

https://www.bulgari.com/ja-jp/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89-1/serpenti-75-tokyo.html







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