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【アート】18世紀の味わいを再現- 「おいしいボタニカル・アート展」
西宮市大谷記念美術館で
「おいしいボタニカル・アート」展を見学。
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ボタニカル・アートと聞いてみなさんは何を想像しますか?
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ボタニカルアートは、植物学「BOTANY」と絵画「ART」を合わせた言葉です。学術的に誤りのない絵で、植物の名前が分かるほどに特徴が描かれていることが大切です。その上で、一般絵画と共通する、心を和ませる美しさも併せ持つことが重要となります。
薬草学や植物学といった科学的研究を目的として、草花を正確かつ緻密に描いた「植物画」のこと。 17世紀の大航海時代、珍しい植物を追い求めたプラント・ハンターたちの周辺で多くのボタニカル・アートが描かれ、専門の画家も活躍するなど急速に発展しました。 18世紀以降になると科学的な目的に加え、芸術性の高い作品も描かれるようになりました。
大公開時代、
海外で見つけた香辛料やフルーツ、植物を
研究の意味も込め、
アートとして描かれたのがボタニカル・アート。
植物の立体感、色が見事に表現されていて
さらに図鑑のように葉・実・種・断面図なども描かれているのです。
18世紀にすでにりんご、洋ナシ、ぶどうなど
品種も多々あることも知りました。
海外からヨーロッパに輸入され、研究された植物
香辛料・フルーツは、ヨーロッパの食文化に
少しずつ根付いていくのでした。
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見てください。この詳細な絵と美しさ。
これらの研究があって、
今これだけのフルーツや植物があるのだと、
改めて感心。
普段アートは風景画や現代美術、
人物を描いたものを主に鑑賞することが多かったので
この「ボタニカル・アート展」は
新たなアートの発見でした。
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当然ながら、展覧会を見終わったあと、
お腹が空いたのは言うまでもありません。
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
何か心に残ることがあれば、
飛び上がる程嬉しいです!
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