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心に刻む 印刷体験 ー 市谷の杜 本と活字館でのTシャツ印刷

今日は特別な一日でした。
市ヶ谷にある「市谷の杜 本と活字館」で
シルクスクリーン印刷体験をしたのです!
この施設は、
大日本印刷さんの歴史や技術を展示しており、
印刷の世界に触れることができる場所です。

3月に訪れた時のnote記事はこちらです↓

実は、この施設では
様々な印刷体験が企画されています。
その人気ぶりからほとんどが案内と同時に満員状態です。

たまたまホームページを開いてみたところ、
運良く空きがあり
「これはキャンセルが入ったに違いない」
とすぐに予約を入れました。
参加費用は1500円で、定員は4名のみ。
1時間もしないで完成します。
少人数での体験は、
より一層特別感を感じさせてくれます。

ワークショップが始まる前、
展示物を見ながらワクワクしていました。
大日本印刷の歴史や技術に触れることで、
印刷の奥深さを感じることができる場所です。

ワークショップが始まり、
まずはTシャツの色、サイズ
そして印刷する絵柄を選びます。

実際のTシャツの出来上がりが展示されています。

絵柄は3つあります。
すべて、かつて大日本印刷さんが
「秀英社」と呼ばれていた時代の
秀英体の印字カタログの絵柄だそうです。
私は白いTシャツでぺんぎん柄を選びました。

次にインクの色を選びます。
インクの色選びは、
自分の個性を表現する大切なステップです。
様々な色があって、本当に悩みましたが、
私はラベンダーを選びました。

Tシャツのどこに印刷しようかな。。。。

インクを選んだら、孔版をTシャツの上に乗せ、
その上にインクをのせていきます。
チカラを均等にのせながら。

係の方がインクののせ方を実例とともに説明してくれます。
こんな感じに柄がのりますよ、と紙で説明してくださいました

Tシャツに均等にインクがのることを祈りながら
作業を進めました。

そして、孔版をはずすと、
出来上がったTシャツが目の前に現れました。
その瞬間の感動は言葉にできません。
係の方も、一緒に体験している方も、
「わー」という声があがり
そして「いいですね!」とほめてくれます。

その後、インクを乾かすために
ドライヤーで約1分20秒ほど熱風をあて、
係の方がプレス機にかけてくださって
仕上げとなります。

ファーストペンギン と書かれています
ドライヤーはインクがたくさんあるところを念入りに
プレス機で仕上げ

こうして、私のオリジナルTシャツが完成しました。

私だけのオリジナルTシャツです!

行程はシンプルでしたが、印刷の仕組みを理解し、
自分で色やデザインを選ぶことで、
唯一無二のオリジナルTシャツが完成。
今年の夏は、このTシャツを着て楽しむぞ!
と心に決めました。

シルクスクリーン印刷を楽しんだひと時は、
本当に特別な体験です。
ここのワークショップは
人数枠が非常に限られているため、
かなりの倍率ですが、
貴重な体験ができることは間違いありません。
ぜひご興味のある方は、
ホームページを覗いてみてくださいね。

市ヶ谷の杜 本と活字館でのシルク印刷体験は、
自分だけのオリジナルTシャツを作ることができるだけではなく、
印刷の歴史や技術に触れ、
印刷の深さを知ることができます。
市谷の杜の皆さん、
貴重な体験をありがとうござました!

他の方の作品も素敵!
黒のTシャツに水色のインクもきれいですね!


暑い夏、ビルの間に本当に杜のようです


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