【コラム♯14】ライフスタイルの変化から小説が生まれる?
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いつも応援ありがとうございます!YaTaroです。
久しぶりのコラムです。
タイトルは「ライフスタイルの変化から小説が生まれる?」です。
思いきったタイトルですが、皆さんは小説を読んでいる途中に、考えごとすることありませんか?
もちろん、次の話の展開が気になることは、勿論ですが、なぜ、主人公がそんな選択をしたのか?
自分がしないようなことを考えたときに、私はよく、新しい考え方に出会った気がするのです。
その瞬間、その小説はよくあるお話ではなく、その人にとって大切な物語になります。
小説の主人公に読者が気持ちを寄せるとき、そこには、現代を切り取った現象(暗喩)が埋め込まれているように感じます。
SNS全盛の時代、なにが変化したでしょうか?
卒業しても頻繁に会えるようになった友達。
会ったことのない誰かに親近感を覚える日々。
この世界の知らない誰かがネット上で発見され、擬似的な繋がりを錯覚する。
現実の豊かさの恩恵を忘れ、ネットの世界に新しい幻想を作り出している。
注目され、その正しさも分からないまま、お祭り状態になる。僕たちは、見えない幻想に踊らされ、高値掴みをして、ますます、貧困に陥る。
考え直してみると、世の中には仕組まれたムーブメントと、偶発したムーブメントがあるように思えます。
仕組まれたムーブメントは、なんでしょう?
ルールから考えると、扶養による税額控除は結婚に対して、インセンティブを与えています。
住宅もそうですよね。保険もそうでしょうか?
最近だと、企業年金も、NISAも税額控除、もしくは非課税期間がありますよね。
金融緩和は?
お金をすることによって、株式市場が膨張し、実体経済との乖離が進みましたね。
長期休暇は?
本来自由なはずなのに、みんな一緒に休んで、わざわざオンシーズンに出費を重ねています。
こういう話を羅列してみると、
なんだか、現代は、とてもフワフワしているような感触になります。
なんだか、わからないけど、損をしたくないからやってみた。
現在地点が分からないが故に、進むべき方向も分かるなくなりつつあるような気もします。
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コラム【埋もれた感情の探し方】
2022年に筆者が日々感じていること・考えたことをまとめたコラム。
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