ケビン・マッカーシーに注目しよう!


下院議長選挙が面白かった。The Speaker of the House! そして、この権利をSpeakershipという。覚えておこう。

木曜日で3日目になって、投票は11回繰り返され、20人のHouse Freedom Caucus (日本語で自由議員連盟と訳するので覚えておこう)所属の極右翼議員がケビン・マッカーシー氏の議長選出を拒み続けていた。

16回目の投票の集計(tally)が土曜日の朝に開示され、マッカーシー氏が118代の下院議長に選出された。その集計が開示される待ち時間に、極右翼議員の一人、マージョリ・テイラー・グリー氏がマッカーシー氏に歩み寄り、頬を近づけてセルフィーを撮った。グリー氏は、極右翼議員ではありますが、今回の造反グループには参加せず、最初の投票からマッカーシー氏の支持に回っていたので、和やかな雰囲気での記念撮影になった。15回目の投票が終わった後に、トランプ前大統領が造反グループに直接連絡してマッカーシーを支持に回るように言ったため、16回目で過半数以上の票が取れたらしい。マッカーシー氏はインタビューでトランプ前大統領に感謝の意を表明している。

さあ、これから米国の政治が混迷するだろう。結局、選挙が終わってみれば、マッカーシー氏は極右翼議員に最大限の譲歩をしている。前述のグリー氏もかなり尖った議員で、2021年1月6日の国会議事堂襲撃事件を扇動するような表明をしたことから、委員の任命を剥脱された。この当時、マッカーシー氏は公式に彼女を非難していたが、今や彼女を含め極右翼議員の協力が無ければ下院を回すことができない立場になってしまった。

米国の政治を追いかけるのも面白くなってきてるんで、rubbernecke(今回覚えて単語の1つ)rの一人としてフォローしていく。

The New Yorkerの記事を読んでいても知っている単語が増えてきたので、かなり短時間で読めるようになってきている。最新の記事を通じて、知らなかった単語を挙げておく。

redolent
lunge
debacle
lame
wisecrack
tortuous
debt ceiling
brinkmanship
tank(動詞)
fealty
deep state
firebrand

まだまだ知らない単語が多いので、チャレンジは続く。

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