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「中秋の名月」と「仲秋の名月」

いつもありがとうございます。
見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口哲也です。

明日の29日は「中秋の名月」です。
満月になるのは、18時 58分で、晴れる地域が多いようなので、綺麗な満月が見られると思います。

「中秋の名月」とは、旧暦の八月十五日の月のことをいいます。
旧暦(太陰太陽暦)では、新月を一日(朔日)、新月から十五日目にあたる十五夜が満月です。

つまり、「中秋の名月」とは、旧暦八月の十五夜と同じ意味になります。中秋というのは秋の中頃という意味があります。

旧暦では、一、二、三月が春、四、五、六月が夏、七、八、九月が秋、十、十一、十二月が冬でした。

八月は秋のちょうど真ん中になり、十五日は月のほぼ真ん中のため、なかあき(中秋)と書いて八月十五日と読んでいたようです。

さて、これに対して、「仲秋の名月」という言葉もあります。

「仲秋」は旧暦八月の別称です。
旧暦では、七月は初秋、八月は仲秋、九月は晩秋と呼んでいたので、「仲秋の名月」とは八月の名月という意味になります。

つまり、「仲秋の名月」は八月の名月のこと、「中秋の名月」は旧暦八月十五日の月ということです。

新月と満月の夜は、遠隔ヒーリングをお届けしています。

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