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超効果的!コレを作れば一発でPCに強くなれる

「PCに強くなりたい!」

そう思ったことはありませんか?
PCに強くなりたい理由は、人によって色々あります。

・PCトラブルに自分で対処できるようになりたい
・余計な出費をしたくない
・自分の用途に最適な性能がどれくらいなのか分かるようになりたい
・もっと快適な環境でゲームをしたい
・毎日使うものだからこだわりたい

等など。

理由は様々ですが、スマホやタブレットが普及した今でも
仕事ではまだまだPCを使ってるという人も多いはず。
PCに弱いよりは強いほうがいいのは確かですよね。

そこで一つ提案ですが、PCに強くなりたいと思うのなら
”自作PCを作ってみる”ことをオススメします。

自作PCは小学生でもできる”工作”

”自作PC”なんて聞くと、とんでもない高等技術と専門知識と精密な道具がないと作れないと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

理屈さえわかれば、実は小学生でも作れてしまう”工作”なんです。

自作PCは、規格や形状がある程度決まっているパーツ同士を組み合わせて作るもの。
ものすごく乱暴な言い方をしてしまえば、
積み木やプラモデルと似たようなものなんです。

ある程度の前提知識は必要ですが、高等技術や道具は必要ありません。
別々に売られてるパーツを買ってきて、
パーツ同士を繋げて、ケースに収めれば、はい完成。
道具はプラスドライバーが1本あれば十分です。

思っていたより簡単そうじゃありませんか?

自作PCで得られるもの

では、自作PCを作ることでなぜPCに強くなれるのか?
それは作る過程でPCの内部構造を理解できるからなんです。

 ・構造を理解できるから、トラブルが起こったとき
  どこに問題があるか特定できるようになる
 ・結果、トラブルに強くなる
 ・PCまるごと買い替えなどの余計な出費をしなくてよくなる
 ・PCを構成するそれぞれのパーツについての知識が付きまくる
 ・製品名だけで大体の性能が分かるようになる
 ・自分の用途を満たすにはどのパーツの性能を重視すればいいかが分かる
 ・その結果、自分の用途に最適なPCのパーツ構成を導き出せるようになる

少し考えただけでも、自作PCを作る過程でこれだけ得るものがあります。
十分すぎるほどのフィードバックですね。

具体例:PCが起動しなくなったら、どうする?

具体例で見ていきましょう。

例えばある日突然PCが起動しなくなったとします。
昔と違ってこんなことになる可能性は低くなったとはいえ、
ゼロではありません。
いざ起動しなくなったら、さあ大変。

ただ、一口に「起動しなくなった」と言っても
実際起こってる現象には様々なパターンがあるものです。

 1. 電源ボタンを押しても反応がない
 2. 電源ボタンを押すと動き出しはするものの、画面が真っ暗
 3. BIOSまでは起動するものの、OSが起動しない

自作PCの知識があれば、例えば以下のように対処できるでしょう。

1. 電源ボタンを押しても反応がない

まずは大前提として、電源ケーブルが抜けてないかを確認します。
一見挿さってるように見えても、
実は本体側のケーブルが奥までしっかり挿さってないことがあります。

笑い話のようにも聞こえますが、
こういうことって意外と多いんですよね...笑

次に、最小構成にしたら起動しないかの確認です。
最小構成とは、CPU、マザーボード、メモリ、電源ユニットの4パーツだけの構成のことです。

これで起動するなら、取り除いたパーツのどれかに
原因があるということになりますね。
一つ一つパーツを付け足しては起動するか試すことで、
怪しいパーツを特定することができます。

もし起動しないなら、この主要4パーツのどれかが故障していると判断できます。
故障したパーツは買い換えるしかありません。

2. 電源ボタンを押すと動き出しはするものの、画面が真っ暗

1と同様、まずは大前提の確認です。
最低限、以下の確認はしましょう。

 ・ディスプレイの電源は入っているか
 ・入っていなければディスプレイの電源ケーブルが抜けてないか
 ・入っているならPCと接続されているケーブルが抜けてないか

大前提に問題がないなら、
マザーボードのCMOSクリアを試してみて改善しないか確認です。

CMOSクリアについてはここでは深く触れませんが、
マザーボードの初期化のようなものだと思ってください。

マザーボード上にあるボタン電池を外して、
CMOSクリアの手順を実行することで症状が改善する場合があります。

3. BIOSまでは起動するものの、OSが起動しない

この状態だと、OSが破損しているか、
もしくはストレージに問題がある可能性があります。

 ・セーフモードでOSが起動しないか
 ・ストレージが故障してないか(他のPCに繋いでチェック)
 ・BIOS起動後のチェックでエラーが出てないか

聞き慣れない単語ばかりで面食らうかもしれません。
が、こういった単語の知識は
自作PCに手を出せば嫌でも入ってくるので心配無用です。
最初から理解できてなくても全然問題ありません。

「もうダメだ買い換えよう」がなくなる

あくまで例ですが、こういった話は現実に起こりうるものです。

いざこういったトラブルに遭遇した際、
今までのあなたならどうしてたでしょうか?
業者に修理を依頼してたでしょうか。
それとも「もうダメだ買い換えよう」とさじを投げていたでしょうか。

ちょうど新しいのが欲しいと思ってたタイミングなら
これもご縁なのかもしれませんが、
そんな都合のいいタイミングばかりではないはず。(^_^;)

こんなとき、自作PCの知識があるとアプローチが変わってきます。

今の時代、PC内部のパーツが一斉に複数ダメになるなんてことは
まず起こりません。
どのパーツに問題があるかさえ特定できれば、
実はそのパーツを入れ替えるだけで済む話だったりします。

知識さえあれば、PCをまるごと買い換えるといった
高い出費も抑えられる可能性があるというわけです。

自分でPCを作ってみれば嫌でも強くなる

実践に勝る勉強法は無しです。
PCに強くなりたいなら自作PCを作ってみましょう。

いくつか小難しい単語も出てきたかと思いますが、
こういった単語の意味は自作PCを作る過程で嫌でも身につくもの。
難しく考えずにまずはトライしてみてはいかがでしょう。

とはいえ前提となる知識がないと実践もできないので、
まずは↓↓↓こういった自作PC情報誌で知識を付けることをオススメします。

http://www.dosv.jp/

自作PCはパーツ1つ1つに何十、何百ものラインナップがあり、
その組み合わせは無限大。
自分で組み上げたPCは、いわば世界に1つしかない
オリジナルPCと言ってもいいでしょう。

愛着も湧きますよ。^^

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