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寝る直前までスマホ見てても即寝れる?間接照明のすすめ

スマホ見てたらもうこんな時間!?寝ないと…。

と思って電気を消して布団に潜り込み、目を閉じる。
5分、10分、20分…と寝付けないまま時間が過ぎていく。
1時間近くたってようやく眠りに落ちる。

翌朝。
けたたましく鳴るアラームにゲンコツを一発。
なんとか起き上がるものの、なんだかまだ眠い。。。

眠い

こんな毎日に陥ってはいないでしょうか?

もしあなたがこんな毎日に悩んでいるのなら、
もし「寝る直前までスマホを見ててもスムーズに寝付ける方法」に興味があるのなら、少しだけ時間をとってこの先を読み進めてください。
3分で読めます。

入眠が遅いことのデメリット

寝付きが悪い=寝付くまでの時間が長くなる
ということなので、自覚あると思いますがこんなデメリットがあります。

・考え事をしてしまう
寝付けるまでひたすら目を閉じてじっとしていると、
考え事をしてしまいますよね。
でも考え事=脳の活動なので、寝たいときに考え事をするのは良くありません。

それに一人で静かにしていると、大抵ネガティブなことを考えてしまうもの。
心がザワザワしてなおさら寝付きが悪くなるので、悪循環です。
これはなんとかしないといけません。

・時間がもったいない
単純に時間がもったいないという側面もあります。
翌日にいくらでも寝てられるという日ならいいんですが、
そんな都合のいい日ばかりではないはず。
寝付きが悪くても、翌朝起きる時間を伸ばすわけにはいかないんですよね。
結果的に睡眠時間が減ってしまって、翌朝眠いということに…。
これもなんとかしないといけません。

早く寝たいのに、寝付きが悪くなってしまうのは何故なのか?

布団に入って目を閉じながら、
「なるべく長時間起きていたい!」なんて思う人は、まずいません。
寝るために布団に入ったんだから、早く寝たいに決まってますよね。

なのに寝付くまでに時間がかかってしまうのは何故なのか。

それはズバリ、”身体が寝るモードになってないから”なんです。

言い換えるなら、交感神経優位になってしまってる状態。

ここでちょっとお勉強タイムです。
僕ら人間には、”自律神経”というものが存在します。

意識を覚醒させ、身体を活動モードにする”交感神経”と、
意識を落ち着かせ、身体をリラックスモードにする”副交感神経”。

僕ら人間の中には、この2つの自律神経が存在しています。
それぞれ特性が正反対ですよね。

で、この2つはちょうどシーソーのような関係になっていて、
一方が強まれば(=優位になれば)もう一方は弱まる、という関係性になっているんです。

つまり交感神経が優位になれば副交感神経が弱まります。
すると血の巡りが早くなり、意識は覚醒し、身体は体温が上がって活動的になります。
一言で表すなら”戦闘モード”。

フルパワー

仕事や勉強をするなら、こういう状態になってることが理想です。

反対に副交感神経が優位になれば、交感神経は弱まります。
血の巡りが穏やかになって体温は下がり、心身ともにリラックスした状態に。

寝落ちうとうとにゃんこ

言うまでもなく、眠りにつくならこの状態になる必要があります。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが重要な話。
この2つの自律神経、実は周りの環境や自分の行動である程度コントロールすることができるんです。

・考え事
・パソコンやスマホから出るブルーライト

こういったものは交感神経を刺激して覚醒をうながしてしまいます。
寝る前のスマホが良くないと言われるのは、こういうことが起こるからですね。

心身の昂ぶりを鎮め、”寝るモード”を作り出す。間接照明のすすめ

「素早く寝付くためには副交感神経を優位にさせることが大切」
「それは分かったけど、じゃあ具体的にはどうすればいいんだ?」
「どうすれば副交感神経優位にできるの?」

という声が聞こえてきそうなので、僕が実践していることを一つ。
”部屋に間接照明を取り入れる”というのが僕からの提案です。

壁、床、天井など、「光を何かに反射させることで”間接的に”辺りを照らす照明」のことを間接照明と言います。

スタンドライト

何かに反射させてるので、光が拡散して薄暗く、柔らかい感じになるのが特徴ですね。

これに対し、天井についている蛍光灯とかは直接照明と言われます。
その名の通り、直接辺りを照らす照明ですね。
光量が多く(=直接見るとまぶしい)、大抵は昼白色です。
仕事や勉強をするのには向いてるんですが、寝るには不向きです。
なんせ眩しすぎるんで^^;

自然と眠くなる”環境”を作り出す

で、なぜ間接照明なのか。
これが副交感神経を優位にさせることとどう関係するのかというと。

理屈はすごく単純で、僕ら人間を含め、動物というのは

  直接的な光 、眩しい環境= 太陽、昼間、活動する時間帯

と認識する生き物なんです。
つまり交感神経が刺激されて身体は活動モードになってしまうわけです。

これに対し、

  間接的な光、薄暗い環境=夕暮れ時、夜が来る、寝る時間帯

と認識します。
すると副交感神経が刺激されて身体が寝るモードになるわけです。

これを活かさない手はありません。
この”寝るモードになるための環境”を意図的に作り出せるのが、間接照明なんです。

間接照明を取り入れる際のポイント

具体的に間接照明を取り入れる際のポイントを見ていきましょう。

【色】
まず大事なのは色。
白熱電球のような暖色系の光を選びましょう。
暖色系の光にはリラックス効果があり、副交感神経を優位にさせる作用があります。
焚き火を見て落ち着いたり眠くなったりするのも、こういう作用があるからですね。

逆に蛍光灯などの昼光色系の光は交感神経を刺激し、意識を覚醒させる作用があるので避けたいところ。

【数】
数も結構大事。できれば複数ほしいところです。
間接照明は光を何かに反射させる分、どうしても光量は弱まってしまうもの。
暗すぎると今度は気分が沈んだりといったマイナスの影響が出てきてしまうので、適度な光量を確保するために複数設置しましょう。
最低でも2つ以上は欲しいところ。

※既にある照明も使い方次第で間接照明になる
新しく照明を買わなくても、既に部屋にある照明器具を間接照明にできる場合もあります。

例えば机に取り付けてある作業用のペンダントライト。

デスクランプ

本来は読み物や勉強の時に使うものですが、これを壁に向けると簡単に間接照明として使うことができます。

既にある照明器具を間接照明として使う場合のポイントは以下の2つ。
 ・壁や天井に向け、光を反射させること
 ・光源が直接見えないようにすること

寝落ち”してしまう”環境を手に入れて快適入眠生活を

寝付きを良くする方法は探せば色々ありますが、
今回取り上げた間接照明は、その中でも特に効果が大きいものと言えます。

人間の感覚の大部分を占める”視覚”に働きかけるので、強いんですよね。

ぶっちゃけ、間接照明があると
スマホを見てて眠れなくなるとかもなくなると思います。

副交感神経が優位になりまくるので、スマホからブルーライトがガンガン目に入ってくる状態でも自然と寝落ちしてしまうほど。

注意点としては、スマホを見てるなら仰向けにはならないことです。

寝ながらスマホ⇒顔面にドンっ!

仰向けのまま寝落ちするとスマホが顔に直撃して危険ですからね^^;

布団に入る30分~1時間前から部屋の蛍光灯は消し、間接照明に切り替えておくと、スムーズに寝れるようになるのでオススメですよ。

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