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「給付が遅い」理由は、現金好き&システム化嫌いの国民性が理由では?

こんにちは、スマート法律相談の弁護士のカツベです。

新型コロナ対策の国民一律10万円の給付金(以下「コロナ10万給付金」)ですが、対応が遅いという声も根強いようですし、個々の事情に対応できていないという批判もあるようです。

さすがに、その家でDV被害があるかどうかというファクターまで考慮していたらいつまでも給付できないのでは、とも思います。

そもそも、せっかくマイナンバー制度作っても普及率は14%台で、キャッシュレスを推進しても、災害時は現金の方が安心、という国民性も足を引っ張っているように思います。

遅い遅いと政府対応を批判するのは簡単ですが、「変化を嫌がる」「慎重な」国民性が緊急時の対応の遅さにつながっているように思います。

先日、同友会会長が「電子マネー給付」で炎上しましたが、「一律電子マネー」ではなくて、選択制にすればまた違ったのではないかと思います。

マイナンバーカードなら電子署名ができるので、電子署名付きの申請書に送金先が書かれていればほぼ自動で手続きができます。

なので、

・マイナンバー保有者&電子マネーでよいなら即日送金します

・マイナンバー保有者&現金希望なら受け渡し準備出来次第渡します

・マイナンバーなし&現金希望なら本人認証+受け渡し準備の双方ができてから渡します

という風に段階制にすれば、目に見えるインセンティブが生まれてマイナンバーの普及も進むと思うのですが。

電子化嫌いな人はこういうのも拒否反応を示しそうですね。

少なくとも、予算審議を駆け引きに使ってさらに遅らせるのは勘弁してもらいたいところです。

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