キノコ村のモギとロックミュージシャンたち
**キノコ村のモギとロックミュージシャンたち**
朗読:ひびきめぐる
挿絵:たなかめぐみ
物語:あずまやすのゆき
おはようキノコ村!キノコ村の朝は最近、静かだったが、この日は違った。キノコ広場で騒がしい楽器の音が聞こえてきた。モギは好奇心に駆られてその音の方へと足を運んだ。
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広場には、楽器を手にした若者たちが集まっていた。彼らは「キノコ村ロックバンド」として、音楽の旅をスタートしようとしていた。しかし、どうやらうまく演奏が合わないようでした。
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「ヘイ、ユー!」モギがなれない口調で声をかけた。「何か困ってるのかい?」すると、一人のドラムを持つウサギの青年ショウが答えた。「僕たちはロックミュージシャンになりたいんだけど、うまく曲を合わせられないんだ。」
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モギは考えた。「君たちの情熱は素晴らしいよ!私がサポートするよ!」モギはキノコ村の音楽の先生でもあったので、彼らに基本を教えることにした。
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練習が始まる。モギは、一つ一つの楽器の演奏方法や、チームとしての連携を教えた。練習は朝から晩まで続きましたが決して彼らが弱音を吐くことはありませんでした。そして彼らの音楽の才能が少しずつ開花して曲になっていきました。
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五ヶ月後、キノコ村の中心にステージが組まれ、村人たちはその演奏を楽しみにしていました。ロックミュージシャンたちは緊張していたが、モギは彼らを励ました。「君たちにできないことはないんだ!」
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コンサートが始まりました。最初は少し緊張していましたが、モギとキノコ村の住人の応援パフォーマンスのおかげで彼らは自信を持って演奏しました。そしてモギと村人たちは彼らロックミュージシャンの情熱的なパフォーマンスに魅了されて歓喜の渦に巻き込まれていったのです。
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コンサートが終わった後、ロックミュージシャンたちの一人ウサギの青年ショウはモギに感謝の気持ちを伝えた。「モギ、ありがとう。君と村人たちのおかげで、僕たちは本当のロックミュージシャンになれたよ。」
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モギは微笑んで言った。「君たちの才能と情熱があれば、どこまでも行けるよ。これからも頑張ってね!」
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その日から、キノコ村から新しいロックミュージシャンたちの伝説が始まったのであった。
#キノコ村のモギ
西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!