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キノコ村のモギと音楽嫌いのキノコ族

**キノコ村のモギと音楽嫌いのキノコ族**

朗読:ひびきめぐる
挿絵:たなかめぐみ
物語:あずまやすのゆき

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おはようキノコ村! 朝の光がキノコ村を照らして、モギは目を覚ました。じつは、彼の家は特別なキノコの家だったのだ!

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そのキノコの家は、キノコ族によって作られたもの。キノコ族はキノコの職人たち。彼らの手によって、キノコ村は美しく、独特な形と色に彩られているのだ!

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キノコ族たちは、一生懸命に村を作っているものの、音楽を奏でるモギたちに見向きもしない。
ある日、モギはキノコ族の中で最も年長のカブトに「なぜ音楽を聞かないの?」と質問した。

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カブトは深く息をついて語り始めた。「昔、キノコ族が音楽を愛していたころ、大きな騒音によりキノコ村が崩れそうになったんだ。」

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「それからというもの、音楽を避けるようになった。それがキノコ族の間での伝統となっていだよ」カブトは悲しそうに語った。

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モギは考えました。彼はキノコ族に、音楽の美しさや楽しさを再び思い出させてあげたかったのです。

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そこで、モギはキノコ族のみんなに小さなフルートを作ってプレゼントすることに決めたのでした!

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最初は戸惑うキノコ族たち。しかし、モギの優しさとフルートの調べに心を動かされて、少しずつ音楽を楽しむようになった。

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ついには、カブトもフルートを吹き始め、「音楽の力は本当にすごい」と感じたのだ!

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キノコ村は再び音楽に満ち、キノコ族とモギの間に深い絆が生まれた。

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「ありがとう、モギ。キノコ村に音楽の喜びを取り戻してくれて」と、キノコ族のみんながモギに感謝の気持ちを伝えた。

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キノコ村はキノコ族のフルートの音楽とともに、より明るく、より楽しい場所となりました。

#キノコ村のモギ

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!