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マネジメント理論の使い方

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最新のマネジメント理論を学びたいというリーダー・マネージャーは大勢います。 ですが、理論の理解するだけで分厚い本や難解な論文に触れる必要があるので、そのハードルは高いものです。 … もっと読む
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記事一覧

マネジメントの意外な真意を理解しよう〜テイラーの科学的管理法〜

3月末になり、辞令を受けて異動を通知され、その内容が自分にとって不本意であったり、受け入れがたいものであったりするとき、 「まあでも、どんな仕事も受けるのが、会社員だからさ・・・」 という慰めの言葉を受けたことはありませんか? こうした話が出る時、「会社は人をモノとして冷徹に見ていて、敢えて代替えできるように互いに違う仕事につかせている」といった捉え方や、「人をマネジメントするというのは、個人の個性や特徴を排除し、誰でも同じように扱えるようにすること」という考え方が、暗黙理

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KPI管理の必要性は疑わないけれど、評価面談の必要性を疑う人は多い〜なぜ組織マネジメントnoteをつくるのか〜

あれはライフネット生命の立上げに取り組んでからしばらくが経過した、ある年のこと。 大企業出身の某役員は、社員から提出された人事面談のための評価シートを眺めながら、ため息混じりにつぶやいていました。 「人事評価の面談のためのシートを書いてもらったら、めちゃくちゃなことを書いてきたり、はなから”こんなの意味ないよ”っていう雰囲気がにじみでていたり、こりゃあ大変だわ・・・」 なるほど、こうした場面は、一時期、組織開発のコンサルティング会社に勤務していた時代にも、数多く直面してき

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「きちんと管理すれば企業は成長する」の迷信が企業を衰退させる〜ToMo指数の研究〜

事業が軌道に乗り、ここ21ヶ月連続で、毎月売上記録を更新してきたベンチャーA社は、ついに念願の上場を迎えた。 ところがその直後、毎月の売上が急激に鈍化。役員たちは、上場初年度の売上予測の下方修正といった事態をなんとしても避けたいため、事業を担うマーケティング部長、営業部長たちに、こう檄を飛ばす。 「もっとしっかりと分析を行って、何を改善すべきかレポートにまとめてくれ。そして、速やかに改善計画を立て、実行してほしい」 今振り返れば、このときまでが、A社の繁栄のピーク。

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ビジネス上で互いの距離を急速に近づける安定のアプローチ〜AIインタビュー

さて、AIといっても、人工知能のことではありません。 立ち上げたばかりのベンチャーや、新しく組成されたプロジェクトチームなどで、メンバー同士の距離を急速に縮めることができる、アプリシエイティブ・インクワイアリーというアプローチ。これこそが、今回紹介したいAIという手法です。 ■こんな状況はありませんか? 上司が、自分としては良かれと思って部下に色々な支援をしてあげているのに、部下からの反応は、折に触れて肝心なときに、ことごとく期待を裏切る。 例えば、部下と一緒にクライアン

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「ビジョナリー・カンパニー」の壮絶な内容を知らずして組織運営の基本は理解できない

大抵、どんな企業に勤めていても「企業理念」や、それに基づく採用、人事や給与の評価、昇進の決定といった話は、多かれ少なかれ、聞いたり、仕事上で意識したりするもの。その中には「企業理念なんて建前であって、利益をちゃんと上げることの方が、よほど重要」と感じたり、「ビジネスモデルが優れているとか、有能な経営者がいるとか、そういうところで勝負が決まる」と思う方も、少なからずいらっしゃるでしょう。 一方で、組織を経営する側、あるいは経営企画や人事部など、組織設計を行う側の考えている「企

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