『過去投稿からの進化・変化』シリーズになりますが、コロナ禍で混乱している中国や戦禍のウクライナ情勢と対照的な米経済の流れについて、下記のように書いてみました。
そして日本時間5月5日にFRBによる、22年ぶりとなる0.5%の利上げが発表されました。これ自体は先月からFRB理事達は話していたので、サプライズはなかったのかと。
インフレファイターとしての利上げは、他の西側諸国(オーストラリアや英国)でも見られている流れの一環ともいえるでしょう。
これらの利上げの副作用は、既に新興国からの資金流出という形で見られており、デフォルトや借り換え困難などの形で見られているでしょう。
一方で本国の経済が思うように回復せず、インフレ圧力も少ない日本では、西側諸国の中銀とは異なり、金融緩和を継続とした形も、日本の異常さを示しているような気がします。
米国を含む西側諸国も、また日本自身も、他国の事情は足元考えられる余裕もなく、とにかくインフレ対策なり、景気対策など自分たちの対策が第一に来ている状態。さてウクライナ情勢も含めて、世界情勢はここからどこへ向かうのか。